いつか逢えるといいね

慎side ページ36

朝早くから
壱馬さんから電話があって
Aさんが
高熱出してるから
代わって欲しい言われて
普通にOKした…

陣「壱馬なんやて？」

慎「Aが朝から高熱出してるから
ﾊﾟﾌｫｰﾏｰの仕事終わったら、
壱馬さんが帰ってくるまで代わって欲しいって笑」

陣「マジか？汗
こーゆー時、一人やとｷﾂｲよな…」

慎「ですね…」

陣「可哀想やし、行ったり!笑」

慎「はい笑」

陣「変な気ぃ起こすなよ笑」

慎「当たり前じゃないですか！汗」

陣「Aちゃん、可愛いゆーてたからよ？笑」

慎「壱馬さんに殴られますって!笑」

陣「せやな笑アイツ切れたらヤバそうやしな!笑」

慎「考えるだけで怖いっす笑」

それから
仕事終わったら
陣さんに壱馬さんから連絡あって

陣「慎が来てから仕事行くゆーてるし、はよ行ったって！笑壱馬も心配で、離れれんのやろし笑」

慎「ですね!了解っす!」

部屋に入ったら
壱馬さんは眠ってるAの手を握って
ずっと寝顔を愛おしそうに見つめてる…

それから
Aさんは壱馬さんを仕事へ行かそうと
しんどいのにしてて
Aをトイレへ壱馬さんが連れてって
そのまま仕事へ行った…

慎「Aさん？行けます？笑」

『まこっちゃん…ごめん………手貸して…苦笑』

慎「はい笑」

Aさんを支えてベッドへ寝かした…
Aは自分の心配じゃなく、
壱馬さんや俺に移したら大変だからって
心配ばっかりしてて…

『まこっちゃん……ええ子やな笑』

って言って眠った…
ヤバイ…
目は潤んでて、そんな真っ赤な顔で言われたら
誰だって惚れそうになってしまう…
熱のせいで
顔をしかめてるのに寝顔は綺麗で
息は荒いし…
拷問に合ってるみたいな気分…

慎「壱馬さんのじゃなかったらなぁ…」


気付いた寝てしまってて…
起きたらブランケット掛けられた…

『まこっちゃん？起きた？笑』

慎「すいません…寝ちゃって…汗」

『大丈夫やで!笑…気持ち良さそうに寝てたし、
まこっちゃんも疲れてるやろ？笑
もう少し寝ててええよ？』

慎「大丈夫っす笑
Aさん、熱は？汗」

『まこっちゃん寝てる間に病院行った…笑』

慎「え？汗そんなに寝てました？汗」

『結構な笑
病院で点滴打って、薬もらったからだいぶ楽!!』

慎「ならよかったです!!」

『まこっちゃん？ご飯食べる？笑
お昼まだやろ？作ったから食べて!!笑』

慎「いいんですか？笑」

『ええよ？味は分からんけど…』

慎「ありがとうございます!」

めっちゃ美味しい…

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