いつか逢えるといいね

壱馬side ページ21

何も知らへんメンバーも居るから
俺は一つ一つ
全部説明した…
Aはずっと黙って聞いてくれてた…
いきなり…

『すみませんでした…うちがゆーた事のせいで
壱馬くんの声が出なくなってしまいました…
本当にごめんなさい…』

陣さんと陸さんが
ちゃんとAのせいやないって説明してくれて
Aは下を向いてしもた…

リ「Aちゃん？顔上げてくれない？」

『はい…』

リ「Aちゃんの事、誰も責めてないよ？
逆にみんな感謝してる!笑」

『え？汗』

リ「まだLIVEもあるのに、壱馬が歌えないってなったら…正直RAMPAGEとして最悪…下手したらLIVE出来なくなってたかも知れない…
それは壱馬が悪い…壱馬の気持ちも痛い程分かる…けど、俺達はプロだから自己管理が出来てないのは自己責任なんだ!」

陣「そう!俺はAちゃんが壱馬にゆーた事の意味、気持ちは分かるから笑
久々に見たら、全然変わってて…しかも手の届かへん存在になってたら、俺やて自分から離れようとするかも知れんしな笑」

壱「リキヤさん、陣さん、
俺、昨日Aにプロポーズしました…
何とか説得して、Aにも受けてもらえました…だから、Aと結婚させて下さい!!
Aと娘を守りたいんです!お願いします!!」

俺は土下座してお願いした…

『壱馬…』

陣「よう決めたな!笑
壱馬がそう決めたなら、ええと思うで？笑」

リ「うん！壱馬、おめでとう！笑」

壱「ほんまにありがとうございます!!」

A見たら、横で泣いてるし…

壱「A？
今まで何にも知らへんとほんまにごめん…
一人でめっちゃええ子に育ててくれて、ありがとうな？笑」

Aは首を横に振るだけ…
Aの頭に手を置いた…
かなり泣いてるのは顔見んでも分かる…

慎「壱馬さん!!おめでとうございます!!笑」

壱「ありがとうな？笑」

翔「今度娘さんに会わせて下さいね？笑」

壱「ええよ？笑」

陸「めっちゃ可愛い〜よ？笑」

陣「でも凄いよな笑
パパやって知らんのに、壱馬のファンなんやから笑」

慎「そぉなんっすか？」

陸「ほっぺに壱馬ってシール貼ってたからね笑」

慎「ヤバイっすね!めっちゃ喜ぶんじゃないですか？笑」

壱「そぉやとええけどな笑
今日の朝、Aと娘の壱姫が話してて…
俺、寝室に居て聞いてて、
壱姫が友達にパパが居てへんから、可哀想てゆわれて、その子を叩いたって…でもその子はママが居てへんらしく、壱姫が…」

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