第四話！ ページ6
◆
凡そ爆発音がしたであろう駅前へと辿り着いた
やはり、爆発音を聞き付けたのか警察やらじゃじゃ馬共が寄って集っている
これじゃあ人が多過ぎて何が起こったんだか見えやしない
人、多過ぎるどころか状況把握さえも出来ん
よし、ここは双子に…
フ｢なぁーんかタコの墨みたいなのに絡まれてるんだけど、何あれ｣
ジェ｢墨と言うより…泥？に近いでしょうか｣
そうだった、コイツら俺より背ェ10センチくらい高いんだったわ
泥だろうと墨だろうと、誰かが何かに巻き込まれたことには変わりない
でも、ここは知らない世界だし、知ってる奴どころかNRCの生徒と未だ遭遇無し
助ける必要は……………あるー、のか？
でも俺、魔法使えねぇしなぁー
｢……………けなきゃ、でも…………｣
『ん？』
俺達三人の近くから、誰かの声が聞こえたような気がした
辺りを見回すもよく見えない、気の所為だろうか
ジェ｢オセさん？どうかしました？｣
『いや、なんか今声が聞こえ…』
フ｢声ー？オレ、聞こえなかった｣
｢………───け、なきゃ、助け……なきゃ……｣
"助け"…？
助けるって、何を？
恐らく現場は既に火の海だ、飛び込もうとする馬鹿は流石に居ないとは思う
何て思ったのも束の間、ふとした瞬間に誰かが火の海へと走る姿が、目で捉えることが出来た
俺達よりも小さく、学生服を着た、緑色の髪の少年を
まさか、この時再び出会うことになろうとは思いもしなかった
◆
フ｢うげぇ、びしょ濡れじゃんー。｣
同じく、三人揃ってずぶ濡れになってしまったのだ
それは何故か？何か物凄くマッチョなアメリカーン的な人が泥を吹き飛ばして
何故か知らんが雨を降らせたのだ、天気良かったのに
ンまぁ別に、学園長の用意した家があるからそこに帰って
着替えれば問題は無い…のだけれども
ジェ｢失礼、貴方が先程泥を吹き飛ばした方でしょうか？｣
オイオイ、黒い笑みを浮かべんな取り立て屋
フ｢ねー、どうしてくれんのぉ？オレ達がずぶ濡れになるって分かっててやったのかなぁ｣
待てフロイド先輩、その人を絞めようとすんじゃねぇ
｢あ……え………｣
困ってんじゃんーー！！アメリカンな人！
2人共、圧すげぇもん、NRCでもどんだけ絞められた奴が居るんだか…ってくらいヤバイ
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ゆきな(プロフ) - フロイド(ホークス)推しです！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年7月22日 1時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
レズア(プロフ) - めっちゃ面白いです!!続き楽しみに待ってます！頑張ってください。体調にお気をつけて!! (2020年7月12日 16時) (レス) id: 992ebf245b (このIDを非表示/違反報告)
(^^) - 面白いです 続きを待ってます (2020年7月12日 15時) (レス) id: bcaa78ba53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆえ | 作成日時：2020年7月7日 20時
