第二十六話！ ページ28
◆
エース達と出会ってから一週間後、俺の元に雄英高校からの合否判定が分かる手紙が届いた。
俺は、手紙をリーチ兄弟に見せて、合否確認をする為に一緒に三人でリビングで見る事に。
受かってくれていたら有難い、受かってなかったら学園長に申し訳が立たなくなってしまう。折角用意してくれたんだから、絶対に受からなくては。
『じゃあ開くぜ。』
一言合図をかけ、そっと封を切り開けたらボタンらしき物が入っていた。
ん、ボタン？テーブルの上に置いて、薄暗い部屋の中、そっと押してみる。
【わーたーしーがぁー……投影された！！！】
フ｢うわっ、前に見たあのヒョロヒョロの奴ー？｣
ジェ｢何故彼が…？｣
ごほんっ、と咳をするオールマイト。
何だ、合格か？不合格か？
【おめでとう！オセ少年！】
"実技筆記共に満点、合格だ！！！"
ゾワゾワッッッ、と鳥肌が立った。
『まーじで、やったじゃん。しかも両方とも満点って…どんだけよw』
ジェ｢ふふっ、実技試験では僕達が散々暴れましたからねぇ。当然でしょう、NRCの生徒なんですから。｣
フ｢小エビちゃんも頑張ったと思うよー、一番さ♡｣
嬉しい、こんなに嬉しく感じたのはいつぶりだろう。エース達と友達になれた時？それとも──
『でもさ、これで皆に安心して報告ができるよ。メールの通知が沢山来てたしさぁ、心配してくれてたんだろーね。』
ふっ、と笑みを零す。本当に良かった、不合格になってしまっていたらと考えるだけで、嫌な事を色々と思い出してしまうから。
フ｢小エビちゃん、めっちゃにやけてる〜｣
頬をムニムニとされ、ジェイド先輩も微笑んでいた。二人が居てくれたお陰だよ、勿論途中で助けてくれたエースにも感謝をしている。
『おっしゃー、今日は祝杯じゃ！！！』
ジェ｢僕達は未成年ですし、ジュースでも買って、後は美味しい物でも買いに行きましょうか。｣
フ｢オレはきのこ以外なら何でもいーよー。｣
ぎゃははっ、と笑う俺、
あはっ、と笑うフロイド先輩、
ふふふっ、と笑うジェイド先輩、
ああ、これが、青春ってやつなんだなぁ。
───────────────
ジェ｢オセさん、ぐっすりですねぇ。珍しくフロイドに膝枕をされていますし。｣
フ｢頑張ったもんねぇ、小エビちゃん。｣
俺が寝た後、微笑ましそうに見ていた二人を知るのは少し後。
終わり
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ゆきな(プロフ) - フロイド(ホークス)推しです！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年7月22日 1時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
レズア(プロフ) - めっちゃ面白いです!!続き楽しみに待ってます！頑張ってください。体調にお気をつけて!! (2020年7月12日 16時) (レス) id: 992ebf245b (このIDを非表示/違反報告)
(^^) - 面白いです 続きを待ってます (2020年7月12日 15時) (レス) id: bcaa78ba53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆえ | 作成日時：2020年7月7日 20時
