第二十二話！ ページ24
◆
エ｢──ってことがあった訳よ。｣
ほぼ省いてしまったが、簡潔に説明するとこんな感じ。
エースは、リドル先輩、リリア先輩、そしてデュースと共に同じ場所へ落とされたという。
んで、俺を探す為に手分けをして探索を行ったが何故か見つからず。けれどもエースはデュースと共に騒ぎのあった場所へ来て、俺とリーチ兄弟を見かけたらしく。
その後学園長からの手紙が届いて、四人の住めそうな場所を見つけたからそこに行くようにと伝えられ、鏡越しに事情を諸々聞いたとのこと。
『成程、だから学園長に頼まれて魔法を使ってやって来た、ってわけか。』
ジェ｢ところで、他の方々はどうしたんです？姿が見えませんが…｣
エ｢先輩達も知ってるんすよね？オセの個性が俺たちそのものだって事。｣
エースの言葉に頷くリーチ兄弟、この世界では個性を持たぬものはほんの僅かで、皆何かしらの個性を持っているということだ。
『ッて！何やってんだ三人共！！早くロボットを大量にぶっ壊さねぇと点数稼げねぇだろ！！』
俺の大声ではっとした三人。ったく、しっかりしてくれ…名門ナイトレイブンカレッジの名が泣くぜ。
フ｢そんじゃあ行こうぜ〜、ジェイド、カニちゃん♡｣
ジェ｢ええ、そうですね、フロイド｣
エ｢ぶっ倒したら何か奢ってくれよ、オセ！｣
『現金なヤツめ、わーったよ！』
会話は中断、何がなんでも得点を大量に稼いでせめて実技試験くらいは合格したいものだ
まー、稼ぐのはあくまでもエース達であり、おれがどうこう手出しする訳じゃない
魔法、使えねぇし？サボってる様に見えんだろうなぁ、周りからは
でもさぁでもさぁ、三人の身体能力を舐めたら…足元掬われるぜ？
エースは大きな風を起こすし、ジェイド先輩はフロイド先輩の魔法を利用して物理的に壊してるし、フロイド先輩は巻きつく尾を使って攻撃を跳ね返してぶっ壊してる
怖い怖い、リーチ兄弟を敵に回したら朝日は拝めなくなるよねぇ
けたけたと俺は笑う、今回の相手はロボットで済んだけど、もし次に何かあったらそいつの命は保障出来ない
｢あははっ♡｣ってフロイド先輩の笑い声が聞こえてきた、うんうん、青春だねぇ
あの三人、普通にしてたら高校生なんだよぁ
あー、でもリーチ兄弟はモストロ・ラウンジで働いてる(？)から高校生とは思えんわな
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ゆきな(プロフ) - フロイド(ホークス)推しです！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年7月22日 1時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
レズア(プロフ) - めっちゃ面白いです!!続き楽しみに待ってます！頑張ってください。体調にお気をつけて!! (2020年7月12日 16時) (レス) id: 992ebf245b (このIDを非表示/違反報告)
(^^) - 面白いです 続きを待ってます (2020年7月12日 15時) (レス) id: bcaa78ba53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆえ | 作成日時：2020年7月7日 20時
