第二十一話！ ページ23
◆
少し、油断した。まさかフロイドがぶっ壊したロボットの腕が飛んで来るとは思ってなかったし。
『やべ……』
フ／ジェ｢小エビちゃん！！／オセさん！！｣
二人が離れた場所から俺の方へ急いで走ってこようとした、けれど多分間に合わない。
いやぁ、頭上にある時点でフラグ立っただろ。
くっそー、後でフロイド先輩に文句言ってやる。
楽しかったなぁー、フロイド先輩とジェイド先輩と一緒にご飯食べたり、買い物したり、映画を見たり、ショッピングしたり
って、何俺語っちゃってんの。
でもきっと、手遅れな気がしてならない。
ロボットの腕と、俺との距離は僅か50センチ程、避けたいけどさ、今から避けても潰されそうだもん。
あーあ、これは盛大にやらかした…
"なぁ、エース。アンタなら風で吹っ飛ばしてくれんだろ？"
え、今、俺なんて─────
突如、大きな台風のような風が起こり、俺の頭上にあった筈の物が無くなっていた。
『…は？何で、いやいやいや、まさか、ンな訳……』
とんっ、と、肩に何かが触れる感触。
｢ッたく…本当にお前って危機感ねぇよな、前からさ。｣
嘘、なんで、九ヶ月間探しても見つからなかったのに、どうしてここに……
視線を下に向ければ、目立つオレンジ色の髪の毛、左目には、ハートマークの、
『エ…………、エース！！！』
思わず俺は、飛び付いた。だってさあ、有り得ないじゃんか、ひょっこり現れて、俺を助けてくれるなんてさ。
しかもさりげなく支えてくれたし、神かよ。
エ｢びっ、くりしたぁ。どーしたよオセ、何？俺に会えてそんなに嬉しいの？｣
『来るの遅せぇよ！俺ずっとお前らの事探してた、けど、何でここに居るんだよ！』
おれのマシンガントークに、どうどうと宥めてきた。
ぐ、久々過ぎて興奮してしまった。
フ｢あれー、カニちゃんじゃん。何でここにいんのー？｣
ジェ｢おや…、どうして雄英高校の試験会場に居るんです？｣
フロイドとジェイドも俺の横に並んでエースを見つめた。
あー、もう、エース、助けてくれるとかマブダチ過ぎんだろ！マブダチ通り越して神様！崇拝してやるよ！
───────────
リーチ兄弟の次に出したかった、エース…(泣)
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ゆきな(プロフ) - フロイド(ホークス)推しです！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年7月22日 1時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
レズア(プロフ) - めっちゃ面白いです!!続き楽しみに待ってます！頑張ってください。体調にお気をつけて!! (2020年7月12日 16時) (レス) id: 992ebf245b (このIDを非表示/違反報告)
(^^) - 面白いです 続きを待ってます (2020年7月12日 15時) (レス) id: bcaa78ba53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆえ | 作成日時：2020年7月7日 20時
