ロジャーの母は麦わらの一味二【ONEPIECE】 (ページ11)

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いよいよ賞金首ページ11

島が祝福ムードに覆われていた頃、この事件はネズミ大佐によって海軍本部に伝えられた

「麦わら帽子をかぶったルフィという海賊！！並びに以下5名のその一味を我が政府の敵とみなす！！！船長に賞金をかけられたし！！！」

こうして、麦わらのルフィは6人組の海賊として、その名を世に挙げたのである

島をあげた盛大な祝杯の宴は、幾日も幾日も続き、終わる気配はなかった。人々は、今のために生きたのだ。笑うために生きたのだからーーーー。

ゾロは鷹の目に斬られた傷をドクターに処置をしてもらいナミはタトゥーでルフィはナミを迎えに

ルイスは船の上に乗り海を眺めていた。息子ロジャー、そして愛する人と過ごした時間や冒険などを思い出しながら瞼を閉じた

そんな祝いの日々も終わりを迎え、とうとう出発の朝がきた。村の人達は全員でゴーイング・メリー号を見送りに来ていたが、肝心なナミがいない

と、不意に村の奥からナミの声が響いた

ナ「船を出して！！！！」

そう言うと、全力疾走で船目掛けて駆け出した

村の人達は驚いた

「まさかあいつ！！我々にも礼も言わせず、別れも告げずに行こうというのか！？」

8年の苦労を一身に背負わせたナミにも、アーロンと命掛けて戦ってくれたルフィ達にも礼をしてもしても足りないというのに、さらにナミは8年かけてためた1億ベリーを村に置いていくと言う

ナミは村人達の制止を聞かず、無言でするすると村人達の間をすり抜けながら疾走し、出航しだした船へと飛び乗った

船に乗り移ったナミは、服の中から村人みんなの財布を出して、にっと笑った

ナ「みんな元気でね」

村人達は、あのイタズラ娘にやられた事に気づいて、怒り、そして笑った