189話 ページ12
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ビ「クロコダイルのいる『レインベース』というオアシスは ここ」
ビビはクロコダイルを私達と一緒に倒す、ということを決意した。
そして今は、次なる作戦に向けて、クロコダイルの場所を把握するため、地図を皆で見ている。
…まァ二人ほど見てねェヤツらがいるが…。
ビビは一点を指で指し、そこから指をずらす。
ビ「今いる『ユバ』から北へまっすぐ
まる１日砂漠を歩くわ」
A「また１日砂漠と仲良くしなきゃいけねェのか…」
チ「そこには水はあるのかな」
私は肩を竦め、チョッパーは今にも水が飲みたそうに舌を出しながら言う。
動物だからこそ、ちょ、ちょっと…か、可愛く見えたり…？
ビ「ええ ここは平気
国の反乱とはほとんど無縁のギャンブルの町よ」
ナ「いやーーーん ギャンブル!!?」
ビビの返答に、ナミは目をお金にする。
勿論、ゾロからは「何を考えているんだ」というツッコミもありつつ。
そしてサンジが「アラバスタでもそんなのん気な町があるんだな」と言った直後だった。
地図を囲むようにして座っていた私達のすぐ横に、腕が伸びてきた。
ル「"ゴムゴムのダメだ"〜〜〜!!!」
その伸びてきた腕の先の手には、先程トトから貰ったタルが握られていた。
どうやらウソップが水を飲みたくてルフィに水を分けるように頼んだのだが、トトが一晩かけて掘ってくれた水をそんなに容易く飲んじゃいけない。という事で、さっきウソップから水を遠ざけるために、腕を伸ばしたらしい。
A「本当に成長したな」
ナ「へー 時には我慢もできるのね」
…む。言葉が被ってしまった。
ナミの方を見ると、ナミもこちらを見ていて、私達の間にはピリピリを通り越して、もはやバチバチと、火花が散っているような空気になってしまった。
昨日の倒れてしまった一件のせい…なのかは分からないが、余計ナミの態度がキツくなった気がする。
ル「お前ら失敬だし 怖いぞ？
というかお前ら失敬だな!!!」
ゾ「わかったから行こうぜ
先を急ぐ旅だ」
そんな空気をあっさり終わらせてくれたのはゾロで、先頭きって歩いていく。
…けどな、ゾロ。
A「そっちは真逆だ」
ゾロは絶賛方向音痴という特技を発動させていた。
この時、私達は知る由もなかった。
クロコダイルの作戦の決行時間が一日を切ってしまっているということを---。
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キイラ(プロフ) - 八雲さん» 返信遅くなり、申し訳ありません！私もお気に入りの主人公ちゃんなので、またどうか見守ってあげてくださいませ…！更新頑張らせていただきます！！！ (2018年5月29日 13時) (
レス) id: 5d9384d76e (このIDを非表示/違反報告)
八雲(プロフ) - part１からみてきました！黒髪ショート、男口調、殴る蹴るで戦う・・・めっちゃ私好みの小説なんで更新頑張ってくださいね！ (2018年1月23日 18時) (レス) id: 156f742ab7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キイラ | 作成日時：2017年5月27日 10時
