光源ノ道【鬼滅の刃】

其ノ伍 ページ6

「水の呼吸。陸ノ型 ねじれ渦！」

『これで終わりかな？』

「多分な」

「ふっ〜。疲れた」

『あのさ』

「…Aもか」

『うん。この鬼たち。血鬼術が使えるわけではないのに、強かった』

「裏に別の鬼がいるってこと？」

「多分n…」

『錆兎！？』

錆兎の声が途切れて、後ろを見返すと、錆兎が宙に浮き苦しそうに声を出していた

「くっ…。水の…呼吸。捌ノ型。滝壺！！」

ﾄﾞｫﾝ！！

「はぁ…はぁ…」

「大丈夫！？」

「私の血鬼術を潜り抜けるとは。君、強いね」

『水の呼吸。捌ノ型 滝壺！』

「その技はさっき見たよ」

「お前は…誰だ…？」

「あれ？自己紹介してなかったけ？私は水無月(みなづき)の妲鬼(だっき)だよ」

『水無月？』

「そーそ！最強の鬼が集められた部隊！月鬼だよ！」

「月鬼ねぇ。なんか強そうじゃないな」

「へぇ。そうゆうこと言うんだ」

血鬼術 圧空(あっくう)

「水の呼吸。参ノ型 流流舞い！」

「！！」

「一度見た技を喰らわないのはこっちもだよ！」

「『拾ノ型。生生流転！！』」

「おっと。危ない危ない」

『まだだ！』

「なっ！？」

スパン！

「なーんてな」

『空気…？』

「私の血鬼術は空気…空間自体を操ることができるだよ」

『なら！』

「「A！！」」

《ここは洞窟！！それなら…》
『玖ノ型 水流飛沫・乱！』

「陸ノ型 ねじれ渦！」

「んなっ！？」

「漆ノ型 雫波紋突き！」

「くっ！」

《錆兎のねじれ渦で動きの制限。そこで、真菰の雫波紋突きをしたら…》

『上に飛ぶよね！』

「しまっ！？」

『肆ノ型 打ち潮！』

「あっ…」

『はぁ…はぁ…疲れた…」

「ふぅ…ふぅ…」

「もう…無理…」

「いやぁ〜。すごいなぁ」

『嘘…でしょ…？』

「ちくしょう…」

「もう…無理だよぉ…」

「んにゃ。殺さないよ。」

『えっ…』

「最後の攻撃。びっくりしたよ。それに面して、逃してあげる。」

『はぁ？ふざけるn…」

血鬼術 空圧・押し風

押し出された空気に飛ばされて、私たち3人は洞窟の外へはじき飛ばされた。

「ばいば〜い♪」

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大正コソコソ噂話

『真菰と錆兎の日輪刀の刀の色は真菰が淡い青色。錆兎が濃い青色の色をしてるよ！』

「私はAちゃんのいろすきだなぁ」

『でしょ？でしょ！私もお気に入りなんだぁ』

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