其ノ弐 ページ3
そして、休暇を迎えた。
『真菰!錆兎!行くよ!』
「うん!」
「おう。」
私達は3人で、鱗滝さんがいる狭霧山に向かって行った。勿論、鱗滝さんが作ってくれた狐のお面を持って。
「あーあ。義勇も来ればよかったのに」
「あいつも一応柱だ。致し方ない」
『'一応'なのね』
「俺的にはあいつは十分柱だと思うけどな。あいつは俺の方が柱に向いてるとか抜かしやがる」
「はははっ!錆兎は柱には向いてないよ!」
『…確かに』
「お前ら…」
なんて世間話(?)を挟みながら、狭霧山についた
「鱗滝さーん」
「おぉ。真菰か。」
『お久しぶりです。鱗滝さん』
「Aに錆兎も帰ってきたのか」
「義勇にも誘ったんですけど断られて…」
「仕方あるまい。それにあやつには炭治郎のことでこないだあったからのぉ」
『たんじろう?』
「それが鬼を連れている少年ですか?」
「うむ。」
「鱗滝さん!あそこで寝てるのが鬼なの?」
「あぁ。確か名前は禰豆子といったかの」
『禰豆子ちゃんか…」
「炭治郎とかいう少年は?」
「あの岩で修行中させておる」
「俺は炭治郎の所に行って、稽古つけますね」
「面白そう!私も行く!」
「お前はいいのかA」
『行きますよ。あとで。それより鱗滝さん話が…』
「うむ。なんだ」
『義勇初め、鱗滝さんもどうして禰豆子ちゃんを助けてるのですか?辞めてられた身だとしても、貴方は元水柱です。鬼を殺すべきなのでは?』
「あの妹は意識がはっきりしてる。そして何より、あやつの兄。炭治郎が己を犠牲にしても禰豆子を守ると言った。鬼になっても禰豆子は俺の妹だと言い切った。儂も義勇もそれを信じることにした。あやつの同じ…大切な家族が鬼にされたお前ならわかってくれるはずだ」
『…分かりました。私も鱗滝さんを。義勇をそして当の本人である彼等を信じます。」
「コクッ」
『それじゃ!わたしも錆兎達のところ行ってきますね」
「うむ」
『おっ!居た』
3人を木の上から探していき、ついに見つけたので、下に降りようとした
しかし
ズルッ
『あ』
ボフッ!
私は足を踏み外し、錆兎達のど真ん中に転げ落ちた
「わっ!」
『イテテテ…。おっ!君が噂の炭治郎くんか。私は橘花Aよろしくね』
「そ、そうです!竈門炭治郎と言います」
『最終選抜目指すんでしょ?私も手伝うよ」
そんなこんなで私達3人で炭治郎を鍛えることになった
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猫まんま(プロフ) - nukomyuuさん» コメントありがとう御様います!!私自身真菰大好きなんで、可愛くかけてたら嬉しいです! (2019年12月24日 1時) (レス) id: a02a4587d8 (このIDを非表示/違反報告)
nukomyuu(プロフ) - 真菰ちゃんくっそ可愛い!!!!!すき!!!! (2019年12月24日 0時) (レス) id: 4b40f6787d (このIDを非表示/違反報告)
猫まんま(プロフ) - 、さん» すんません!忘れてたの気づいて、すぐ外しました! (2019年11月7日 16時) (レス) id: bc8fecb66c (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグくらいちゃんと外して下さい (2019年11月7日 16時) (レス) id: d134aebe51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫まんま | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1e4d26931d1/
作成日時:2019年11月7日 16時