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HIROサイド
足音が聞こえた時、誰かは見なくてもわかった。
隆「HIROさん!!」
やっぱりな。息を切らしながら今市が走って来た。
俺は振り返りもせずに部屋のドアを開けた。
焦ったように今市が話しかけて来た。
隆「HIROさん!!すいません。ちょっといいですか？」
H「今さらなんだ？あの件ならもう終わったぞ。」
隆「本当に申し訳ありません。もう一度だけ話聞いて下さい。お願いします。」
必死に頭を下げる今市を見て、突き放すことが出来なかった。
H「とりあえず、中入れ。」
今市はありがとうございます。と頭を下げ入って来た。
隆「先ほどは本当にすみませんでした。」
H「…………………。」
隆「正直、HIROさんの言葉を聞いて迷ってしまいました。でも、さっき１人になった時、思い出すのは名無しさんちゃんの顔ばかりで、今も１人で不安なんだろうって思ったらいてもたってもいられなくて……」
H「ほんと今さらだな。」
隆「すみません。」
H「どうするか決めたのか？」
隆「はい！もう二度と迷いません。自分は名無しさんさんを守って行きます。名無しさんさんを守るのは自分だけです。だから、交際してる事を発表させて下さい。お願いします。」
H「ほんとだな？もう一度お前を信じていいんだな？」
隆「はい！」
そう言った今市の目にウソはなかった。
H「今市、大事な名無しさんを幸せにしてあげてくれ。」
隆「はい！絶対に幸せにします。」
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りゅうーちん(プロフ) - コメントありがとうございます！更新頑張りますのでよろしくお願いしますm(__)m (2017年6月15日 21時) (
レス) id: eb79127ad3 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん - ハラハラどきどきです。続きお願いします。 (2017年6月15日 17時) (レス) id: cf73dd18fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りゅーちん | 作成日時：2017年6月10日 18時
