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隆二サイド
名無しさんちゃんが出ていった。
いつもなら間違いなく、追いかけるだろう。
必死に謝って、険悪なムードで終わらすなんて絶対にしない。
でも、確かに今は、いくら話し合ったって意味がないだろう。
俺だって必死に考えた事だし。
名無しさんちゃんを守るにはどうしたらいいのか。
だから、俺は追いかけなかった。
＿＿＿＿＿バタン＿＿＿＿＿＿
玄関のドアが閉まる音が静かな部屋に響いた。
ほんとっ…………何やってんだろう。
俺…………。
ATSUSHIさんに嫉妬して、名無しさんちゃんに八つ当たりして。
ATSUSHIさんに相談すればなんて…………
相談なんてしてほしくないくせに。
俺だけを頼ってほしいくせに。
今日の俺は最低だ。
きっと名無しさんちゃん………泣いてるだろうな。
でも、このままじゃダメだ。
俺は紙とペンを取り出し、自分の気持ちを書き出した。
必ず想いは伝わる
そう信じて。
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りゅうーちん(プロフ) - コメントありがとうございます！更新頑張りますのでよろしくお願いしますm(__)m (2017年6月15日 21時) (
レス) id: eb79127ad3 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん - ハラハラどきどきです。続きお願いします。 (2017年6月15日 17時) (レス) id: cf73dd18fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りゅーちん | 作成日時：2017年6月10日 18時
