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隆二サイド
名無しさんちゃんに電話をかけてから何時間経ったのだろう。
声を聞けなかった…
それだけで、無気力になってしまっていた。
いつもなら後でかけ直してくれるだろう。
そう思うような出来事なのに。
名無しさんちゃんが心配だ。
電話をかけてからもう2時間以上過ぎた。
未だに名無しさんちゃんからの連絡はない。
まだ1時過ぎ。
俺が寝てると思ってかけ直さない訳ではないだろう。
色んな考えが頭の中を駆け巡る。
名無しさんちゃんに避けられてる？
最終的に悪い方に考えが行ってしまう。
気分転換も兼ねてコンビニでも行こう。
そう思い、財布と鍵と携帯……
携帯はいらない。
気分転換に行くのに携帯ばかり気になってしまうから。
俺は財布と鍵だけ持って家を出た。
エレベーターを待っているとき
このまま上の階を押せば名無しさんちゃんに会えるのに。
このまま会えない気がしてならない。
コンビニから帰ったら、名無しさんちゃん家に行ってみよう。
その時
もう１つのエレベーターが名無しさんちゃん家の階で止まった。
直感的に思った。
名無しさんちゃんだ！
今、会わなかったら、もう会えない。
俺は階段で名無しさんちゃん家の階まで急いだ。
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りゅうーちん(プロフ) - コメントありがとうございます！更新頑張りますのでよろしくお願いしますm(__)m (2017年6月15日 21時) (
レス) id: eb79127ad3 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん - ハラハラどきどきです。続きお願いします。 (2017年6月15日 17時) (レス) id: cf73dd18fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りゅーちん | 作成日時：2017年6月10日 18時
