012話 ページ13
宇佐美「そういうのマジでむかつくんだけど」
なんだろう。この澪奈への異様な執着心。
たぶん、ここにいる生徒は分かってないと思うけど。
まるで……。
諏訪「あんたみんなになんて呼ばれてるか知ってる？“奴 隷”だから！なんでも言うこと聞く奴 隷。分かる？誰もあんたの意見なんか聞いてない。黙って言うこと聞いてりゃいいんだよ！！」
柊「ひどいねぇ」
宇佐美「うっさい！あたしは卑怯な手まで使って1位になろうとしたあいつがムカついたから喋りたくなかっただけ。それの何が悪いの」
宇佐美さんの意見にチラホラと賛成の声が聞こえる。
『宇佐美さん、何も見てなかったんだね』
宇佐美「は？あんたもさっきからなんなの？もしかして、自分の方が澪奈を分かってるって思ってるわけ？」
柊「はいストップ」
私の話題はそこで終わったけど、澪奈の悪口が出てくる出てくる。
スポンサーからもらったお金で豪遊してたとか
簡単にヤ れるとか
俺の友達もヤ ったとか
そして極めつけが
甲斐「あんな奴死んで当然だったんだよ」
「『ふざけんなっ』」
甲斐「あ？」
するとさくらは机ごと私を押しのけて甲斐にボマイエをくらわせた。
あの時、ビルの屋上で言ってた。あの時のまま。
私は少しよろけながら立った。
『ふざけんなって言ったんだよ。あんたたちに澪奈の何が分かんの？』
茅野「澪奈はいつも凛としてて、結局、薬 物なんてやってなかったしっ……なのに情報に踊らされて彼女を追いつめたのはあんた達じゃない！なんで死んでまで澪奈が悪口言われなきゃいけないの！許せないっ、絶対許せない！
……けど、一番許せないのは、あたしだ。あたしは、澪奈を被写体としてしか見てなかった。先生の言う通り、澪奈が手紙を書いたのは、ちゃんと意味があった。
“さくらとは友達になれない”……滲んでるの。なれないの文字がっ、澪奈の涙で滲んでるの」
そう言って手紙を撫でるさくら。
私は、自分が直接澪奈から手紙をもらった時のことを思い出した。
私のも滲んでた。悲しい顔もしてた。だから、破り捨てて、嘘だって言った。
拒否られても一緒にいる。そう言うと「なんでそんなバカなの」って泣きながら抱き着いた私の頭を撫でてた。
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唯颯(プロフ) - LOVEさん» 私の誤字だと思います。ご指摘ありがとうございます。 (2021年2月17日 16時) (
レス) id: f647fc3f6b (このIDを非表示/違反報告)
LOVE - 29話の「教師と先生」って一緒ですよね？ (2021年2月17日 12時) (レス) id: ebb56eccf7 (このIDを非表示/違反報告)
唯颯(プロフ) - 柊一颯LOVEさん» いえ、大丈夫ですよ。こちらこそ、申し訳ありませんでした。 (2020年1月22日 20時) (レス) id: 40f3f22d26 (このIDを非表示/違反報告)
柊一颯LOVE - 唯颯さん» 唯颯さんと涼紅さんと同じ人物の人に酷いコメントを書いてしまってすみませんでした私は唯颯さんと涼紅さんと同じ人物の人に酷いコメントを書いてしまった事を物凄く深く反省をしています本当に申し訳ございませんでした(T△T) (2020年1月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
柊一颯LOVE - 唯颯さん» 私は貴女涼紅さんと唯颯同じ人物の人だと分かっていたけど信じられません(怒)貴女唯颯はご迷惑お掛けしましたと思っているんですか(怒)私は貴女涼紅さんと唯颯同じ人物の人でもいい迷惑でした(怒) (2020年1月16日 18時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯颯 | 作成日時：2020年1月10日 14時
