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❦ JM side ❦
「で、何で俺たちこんなところに集められたの？」
BTS・PD「さぁ？」
数日前、突然メンバーとPDニムや関係者にジョングクから一斉送信されたメールのせいで俺たちはこんなところ…基、会議室に集まっている。しかもそこにはモニターまで準備されていて、そのモニターにはリアルタイムな練習室の映像が移されているから余計に訳が分からない。それに！一番大事であろうチョン家のジョングク君もどこにいるのか連絡が取れなくてわからない状況。
JN「PDニムも本当に何も聞いてないんですか？」
PD「聞いてない。見せたいものがあるから時間と場所をくれ、とだけだ」
RM「あのマンネが…」
SG「だからこそ見てやらないとだろ」
ずっと眠そうにしてたユンギヒョンが急にそんなことを言うから俺たちは黙ってモニターを見つめる事しかできなかった。
JK「こっちこっち！」
モニターから聞こえたジョングクの声。練習室に入ってきたジョングクは外に誰かいるみたいで、こっちこっち！と手招きをしてる。その手招きに答えて練習室に入ってきたのは小さな男の子。キョロキョロと落ち着かない様子で回りを見た後にカメラに視線を向ける。
「この子少し前にナムジュニヒョンとコンジュヌナといたこ！」
茶色い癖毛に真っ白な肌。天使みたいなその容姿と雰囲気。絶対あの時の子だ！
RM「ヒョジン！？」
SG「…ヒョジンだな」
TH「え、誰ヒョジンって」
SG「あの子供。ヌナの子供」
JM・TH「ぅぇええええ！？！？！？」
あの子が！？コンジュヌナの子供！？いや…確かにコンジュヌナにそっくりだ。ヌナの生まれかわりって言われても激しく首を縦に触れるくらい納得できる。柔らかそうな髪も白い肌もまだ子供ながらにも纏う雰囲気やその目は落ち着いて美しいヌナと同じだ。
JK「じぁあヒョジン、一曲だけよろしくね！音はいる？」
HJ「いらなぁい」
JK「OK！ヒョンたちちゃんと見ててね！」
珍しく甘さ全開のウリマンネはカメラから移らなくなると「自分のタイミングでね！」と声をかける。その声にニコニコ可愛い笑顔で答えたヒョジン君が俯いて呼吸を整え、顔を上げてカメラを見たその瞬間だった…
All「ッ…！？」
その場にいた全員が呼吸を忘れた。
PD「…ほう、」
途端に変わった空気。
JN「…すごい」
アカペラで尚且つ無音の中で動き出した彼の奏でる世界。
RM「発音も完璧だ」
その世界に使われる俺辰の曲。
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流空星(プロフ) - ゆきりんさん» ゆきりん様 コメントありがとうございます！今のところ続編は考えていなかったのですが折角お言葉を頂けたので考えてみますね！ (2021年1月26日 21時) (
レス) id: 6dd67c091f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきりん - 続編楽しみにしております！！ (2021年1月26日 1時) (レス) id: 14affb9ac3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流空星 | 作成日時：2019年7月17日 14時
