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❦ YG side ❦
仕事の合間合間で行われるヌナの誕生日に向けての計画。今日も撮影の合間にメンバーでああでもないこうでもないと話し合う中、俺はヌナへの誕生日プレゼントをネットで吟味していた。
JN「やっぱり花束と手紙皆で読むの良いと思うんだけど」
RM「少し古いよヒョン。今はもっとケーキの形のメッセージカードとかじゃないかな」
JH「でもヌナ典型的なのも好きだよね？綺麗な夜景とか」
TH「花火！花火は！どかーんって」
JM「いいね派手なの楽しそう！」
JK「もう場所は予約してるけど間に合うんですかね…？」
メンバーの誰とも被らないものを、誰とも被らない方法で。
きっとヌナは何が欲しいかと聞いたところで、「気持ちだけでうれしい」なんて返すに決まってるしかといってジニヒョンやナムジュナ、ホソガに聞くのもプライドが許さない。
ヌナは何でも似合う。だからこそ「何にするか」も絞り切れない。
JN「ミンユンギ！会議に参加しなさい！」
「…ちゃんと聞いてるよ」
JN「じゃあ今なんの話してるか言ってみなさい！」
「結局ヌナは何をしても喜んでくれるから、それぞれがヌナにしたいことをしたらいいと思うけど」
RM「…具体的に聞いてもいい？」
ナムジュナのその言葉で全員が一斉に俺へ視線を向ける。「これは吐くまで解放されないな」なんて頭の片隅で考えながら携帯を懐へしまう。
「どうせそれぞれやりたいことは違うだろ。それなら意見が一致するわけもない。いっそのこと個人プレイにしたらいい」
TH「個人プレ…！？」
「…一人ひとり持ち時間を決めて行動する。ヌナと二人きりでもメンバーの誰かとヌナと三人でも。まぁただ折角全員で行くなら最初は全員で行動するべきだな、個人はそのあと」
JK「流石天才ミンユンギ、ですね俺は大賛成。ルールをいくつか決めるだけで済みそうですし」
グガが俺の意見に賛成すると他のメンバー達も続々と賛成する。
結局俺たちがそれぞれ「ヌナと一緒に、できれば二人きりで過ごしたい」と思ってるのは明らか。反対する理由もないだろ。この意見に賛成するに決まってる。
「とりあえずはそういうことで」
TH「え、ヒョンどこ行くの？」
「浮かんだもの形にしておきたいから隣の部屋にいる。時間になったら教えて」
そういって空き部屋である隣の部屋に移れば直ぐにソファーへ身を投げる。
「気に入ってくれるといいけど」
彼女が気に入ってくれる事を祈った。
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流空星(プロフ) - ゆきりんさん» ゆきりん様 コメントありがとうございます！今のところ続編は考えていなかったのですが折角お言葉を頂けたので考えてみますね！ (2021年1月26日 21時) (
レス) id: 6dd67c091f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきりん - 続編楽しみにしております！！ (2021年1月26日 1時) (レス) id: 14affb9ac3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流空星 | 作成日時：2019年7月17日 14時
