第四十三話 ページ9
A「静かになったってことは戻ってくるかな・・・」
夕紀「おーい、終わった?」
みう「・・・噂をすれば」
外が静かになり、部屋に夕紀と赤髪が入ってきた
赤髪こと、天霧九寿は床に方膝をつけた
金髪を見つけた途端、血相を変えて駆け寄った
天霧「・・・風間っ!」
なぜなら、先程Aが斬りつけたからである
A「あー、すみません斬っちゃいました」
金髪「・・・別に」
夕紀「天霧さん、すみません」
天霧「いえ夕紀さん、気にしないでください」
親しいやり取りを夕紀としながらも
金髪を心配する天霧
しかし、少しひっかかることが
A「あれ・・・?夕兄、名前聞いたの?」
夕紀「あぁ、まあな」
A「えー、ずりぃーよ」
そう言ってAは頬を膨らませて、そっぽを向いた
A「じゃあさじゃあさ、俺も自己紹介したい!」
みう「・・・華宮空」
A「ちょっ、なんで先に言うんだよ!あ、俺は華宮海」
夕紀「あ、」
天霧「どうしました?」
夕紀「うん、こいつ等本名言ってないから・・・」
え、ていう顔をする天霧
あはは、と苦笑いを浮かべる夕紀
驚きがもろ顔に出ているA
皆に忘れられている金髪
そして、皆の様子を見て溜息を吐くみう
みう/夕紀/天霧/金髪「「「(もろ、顔に出てる)」」」
A「なんで言うんだよ!」
夕紀「あっち側の人たちに嘘吐いても得しないし・・・」
A「あら、そう」
夕紀「ということで、本名どうぞ」
A「華宮Aです!」
みう「華宮みう、改めて宜しく」
天霧「天霧九寿です。で、偽名なんですか?」
夕紀「ま、新撰組を拠点としてますし」
天霧「成る程・・・夕紀さんは?」
夕紀「あー、男みたいな名前だから変えなくて良いらしいです」
A「なー、金髪は」
金髪「金髪っていうな!」
A「いや、名前教えてもらってないし・・・」
A/みう/夕紀「「「(知ってるけど・・・)」」」
風間「俺の名前は、風間千景・・・西の鬼の頭領だ」
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狂桜(プロフ) - 続き気になる♪更新頑張ってくださいね♪♪ (2014年4月13日 9時) (レス) id: 738110ab91 (このIDを非表示/違反報告)
光姫 - 続編おめでとうございますっ!!!いつも楽しみに読ませてもらってます。更新頑張ってくださいねo(`ω´ )o (2014年3月25日 0時) (レス) id: 136032df6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ただの猫 | 作成日時:2013年5月31日 23時