赤髪の娘【ワンピース】シャンクス＆ウタ (ページ6)

今日:11 hit、昨日:7 hit、合計:9,418 hit

6 ページ6

親父「銃を抜いたからには、命を懸けろよ。そいつは脅しの道具じゃねぇ」と言ったと同時にウタが、山賊を撃ち殺していた。

「や、やりやがったなてめぇ」

「なんて卑怯な奴らだ！！！」

そんな山賊の声に後ろにいたヤソップとベン達が反応した。

ヤ「卑怯？」

べ「甘ェ事を言ってんじゃねェ。聖者でも相手してるつもりか？」

親父「お前らの目の前にいるのは海賊だぜ。いいか山賊、おれはたいていの事は笑って見過ごしてやる。だがな！！どんな理由があろうと！！おれは友達を傷つける奴は許さない！！！！！」

ル「ウタ・・・シャンクス・・・」

ウタとシャンクスが本気で怒った姿を初めて見た。
嬉しさと申し訳なさと感情が溢れて目に涙が溜まった

ヒグ「はっはっはっはっ！許さねぇだと！？
海にプカプカ浮いてヘラヘラやってる海賊が山賊様にたてつくとは笑わせる！！！！ぶっ殺してしまえ野郎共！！！」

彼の一声で山賊達が次々へとシャンクス達の所に来た

さすがにやばいんじゃとルフィは思った。

ル「ウタ・・・み、みんな・・・」小さな声で。

【おれ一人で十分だ】

結局、山賊達はウタ一人で「ヒグマ」以外の全員を瞬殺で倒した。

ウタの圧倒的な強さに、村の人達も驚いた。

【うぬぼれちゃ困るぜ。おれとやりたきゃ、軍艦でも何でも引っ張ってこい！いつでも相手してやる】

ヒグマはウタらの余りの強さに冷や汗をかいていた

「や！待てよ！仕掛けたのはこのガキだぜ」

「どの道、賞金首だろ」

勝てないとそう確信したのかヒグマが何かを投げたかと思えば、それは煙幕で煙がその場一帯を包み込んだ。

だがその騒動の中、山賊ヒグマはルフィを連れて姿をくらましていた。
ルフィがいなくなっている事を知ったシャンクスは、おろおろとうろたえた。
シャンクスの部下達は、シャンクスのこの人間臭さに惚れてもいた。