赤髪の娘【ワンピース】シャンクス＆ウタ (ページ30)

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”砂漠のイチゴ” ページ30

アラバスタ王国の港町「ナノハナ」のあるメシ屋では、行き倒れての旅人に騒然としていた。

「店主と会話してる途中で突然死んでじまったらしい。こいつは旅の男だ。旅路で知らずに”砂漠のイチゴ”を口にしたんじゃねェかとみんな言ってるよ」

「”砂漠のイチゴ”？」

「赤いイチゴの実の様な姿をした毒クモだ。間違って口に入れちまったら数日後に突然死ぬ。そして、その死体には数時間後、感染型の毒がめぐる。だから誰も近づけずにいるんだ。砂漠じゃ知らねぇことは命取りになる。」

店主と店の人達が海軍に説明をしようとしたその時、エースが起き上がり、顔をゴシゴシと拭き、ウタもそこへやって来たのだ。

ところが、娘がエースにパンチをくらわせた瞬間、店主は彼女に一目惚れしてしまった。彼女は、エースに対しては冷たく当たっていたが、店主には優しく接した。店主は、彼女の優しさに惹かれ、彼女のために美味しい料理を作り出した。

それが気に食わなかったのか、エースはウタに口付けをした

エ「おれの女だからな。わかったか」

【エースの女でもないし、勝手にキスすんな】

エ「で、何の騒ぎだい、こりゃ」

そう言うと、店にいた人達が

「おめェの心配して騒いでたんだよ！！！」と叫び、つっこみした。

ウタのメシが出来て、それを口に入れて食った

エ「この店はコント集団を雇ってんのかい？」

店主「いやそうじゃねぇが。まァ、無事ならよかった」と言いホッとした。また、エースは寝た。

その騒ぎに海軍の一人が店の中に入ってきた