赤髪の娘【ワンピース】シャンクス＆ウタ (ページ18)

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そんなムシのいい話に、ルフィはあっさり「いいよ」と承諾した。

クロッカスさんが、こんな適当に初めの航路を決めてしまっていいのか、と心配するも

ル「いいよ、気に入らない時はもう一周する」と気にしていない豪語に、クロッカスさんはそれ以上何も言わなかった。

クロッカスさんにいろいろ教えてもらい、いざ出航！！

「行ってくるぞクジラァ！！！」と元気に出航していく”麦わらの一味”に、ラブーンは大きな声で見送った。
その声は、もう悲しげではなかった。

船を見送った後、クロッカスさんはつぶやいた。

クロ「あいつらは、わしらの待ち望んだ海賊達だろうか、何とも不思議な空気を持つ男だ。なぁ、ロジャーよ。」

【お爺さん、約束を守ってよ】

言うとクロッカスさんは頷いた

クロッカスは、彼女にシャンクスと彼女の母親が同じ船で旅をしていたと説明した。ロジャーは海賊王と呼ばれ、大海賊時代を作った男だとクロッカスは教えた。そして、母親がシャンクスの子供を宿したことを知らせ、その子供が彼女自身であることも告げた。

クロッカスは、母親が美しく、強い女性であったことを明かし、仲間たちと共に楽しく生活していたことを話した。しかし、彼女が幼い頃に母親が不治の病にかかり、クロッカスの力でも救えない状況であったことを告げた。そして、母親は処刑され、世を去ってしまった。

ウタは、クロッカスの膝の上で泣き崩れた。クロッカスは、自分がウタを守り、彼女に優しく接することを約束した。そして、彼女が成長し、強くなったとき、彼女は母親の名誉を守るため、母親と同じように強く立ち向かうことを誓った。

クロッカスはシャンクスについて話していた。
娘は、母親のことを知りたいと思っていた。そこで、ウタは母親が出会った人物について調べることにした。彼女は、母親が出会った人物が誰なのか探し始めた。

やがて、ウタは母親が出会った人物がクロッカスであることを知った。娘は、父親が母親を愛していたことを知り、涙を流した。

そして、娘はクロッカスに向かって言った。

「おじさん、お母さんのことを教えてくれてありがとう！親父はずっと母さんの事を愛しつづけていたんだね」と感謝の言葉を伝えた。