story*120 ページ24
医師「うん…かもね…」
潮田「なら…！」
医師「……でもね、Aちゃん」
医師は少し悲しそうな顔で私を見る。
医師「早く回復するのがAちゃんにとっても良いことだろうね。でもAちゃんの事だから、限界より上を目指してしまうだろう？
Aちゃんはそういう子だから。頑張り屋さんなのは良いことだ。けど周りに遠慮して頑張り過ぎるのはよくないよ？」
そう言われて頷く。
医師はニコッと笑って、
医師「早く戻れると良いね。前のAちゃんに」
私は頷いた。
医師は私から離れて病室を出ていく。
すると後ろから渚の声が聞こえた。
潮田「ね、A……これ…」
と見せてきたのは天くんが私のあげた絵と一緒に笑顔で写ってる写真とSDカード。
「渚、パソコン……！！」
潮田「うん、ちょっと待ってね」
渚が急いでパソコンを起動させて、SDカードを差し込んでくれた。
そこに映っていたのは天くんで、ビデオレターと言うべきものか。
天《あー、あー、聞こえてるかな？多分渚お兄ちゃんも居るよね！
Aお姉ちゃんにはお礼を言っても言い切れないくらい、ありがとうがいっっっぱいあるの！
小児科でなかなか馴染めなかった僕に、Aお姉ちゃんが声をかけてくれてから僕は小児科のお友だちがいっぱいできたんだよ！
毎日小児科に来てくれたり、そこで皆と色んな遊びしたよね！
えっと、ババ抜きとか真剣衰弱とか！
あ、僕が一番好きなのは七並べだったな！だってお姉ちゃん、七並べ弱いんだもん！》
「弱いって……酷いな……」
天くんがまるでそこにいるかのように私は画面に映る天くんを見た。
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ルキア - なんか･････すごい斬新な終わり方でしたね････。1から楽しく読ませていただきました！他の作品も頑張ってくださいね！ (2015年6月23日 14時) (
レス) id: 265bcfd53b (このIDを非表示/違反報告)
風花 - あっ！あってました！やっぱりマミーだったのか・・・解説もいれてくださって分かりやすかったですよ〜♪ (2015年6月22日 18時) (レス) id: a451df06d8 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬杏樹 - ふふ、あってたあ〜木戸様これからも頑張ってくださいね。 (2015年6月22日 16時) (レス) id: 3067bbe722 (このIDを非表示/違反報告)
木戸 藍楽(プロフ) - 七瀬杏樹さん» どうなんでしょう……笑 (2015年6月20日 15時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
七瀬杏樹 - いきなり、お母さん説浮上…(笑)私から、なんですかね。 (2015年6月20日 14時) (レス) id: 3067bbe722 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木戸藍楽
| 作成日時：2015年5月31日 2時
