story*42 ページ44
潮田「大丈夫だった？」
「うん。久し振りに歯応えのあるの食べた」
潮田「まぁスポンジとかだからね」
「うん」
とケーキを食べる。
ジーっと視線を感じて見ると悠馬とメグが、呆れた顔をして私達を見ていた。
「なに？」
片岡「ま！付き合ってんだったらいいんだけどさ、あんたら間接キスよ？それ」
「あ、そうだね。でも別にいつもやってるような事だし。ね？」
と渚を見る。
渚もけろっとした顔で、
潮田「うん。ストロー１本でジュースとか飲んでるしね」
磯貝「まぁ充実してるならいいんだけどさ」
と悠馬はお茶を飲んでお弁当を食べ始めた。
メグも食べ始める。
「やっぱり…お腹一杯」
潮田「もしかしてレタス？」
「のマヨネーズだよ。でもカロリー取れって言われてるし、渚は悪くないよ」
と言いながらケーキを片付ける。
渚は少し考えて、
潮田「それ食べてもいい？」
「え？あ、うん。どうせまた捨てられちゃうからね」
潮田「じゃ頂戴？」
そう言われケーキを渡した。
でも多分私の為に作ってくれたヤツだから普通のより甘い。
だから渚は悩んだんだと思う。
潮田「うぇ…やっぱり甘いね…」
「うん、多分これ１日３食したら胃もたれ起こすよ」
と笑って言うと渚も笑って「だね」と返してくれた。
私は今日言おうとしていたことを、メグ達に言ってみる。
「ね、ねぇメグ」
片岡「なに？」
「今日、一緒に帰りたい……！できれば、悠馬も一緒に…」
そう。これ。
普通に生活できてる人からすれば、『こんな事』とか思うかも知れないけど、私にとってはこんな事じゃない。
私を変える大事な、はじめの一歩。
片岡「勿論！その言葉ずっと待ってたよ！」
「ホント！？」
磯貝「俺も放課後予定ないし平気だから」
「やった！ね！頑張ったよ！渚！」
と渚を見ると渚はなんとも言えない表情をしていた。
「渚？」
潮田「えっ？あっ、ごめん…！よかったね！A！」
渚はいつもの様に私を誉めて、頭を撫でてくれたけど渚は心から誉めてくれてる目ではなかった。
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木戸 藍楽(プロフ) - ナツさん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2015年5月26日 13時) (
レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - 続きがすごく気になります！更新頑張ってください！ (2015年5月26日 13時) (レス) id: 7579ab75e5 (このIDを非表示/違反報告)
木戸 藍楽(プロフ) - 菅田将暉くんカルマ渚依存症さん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2015年5月26日 5時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
菅田将暉くんカルマ渚依存症 - この小説好きだなぁ♪( ´▽｀)更新頑張ってくださいね^_−☆続きが気になるです(・ω・)ノ (2015年5月26日 1時) (レス) id: af33b258d8 (このIDを非表示/違反報告)
木戸 藍楽(プロフ) - nicoさん» ありがとうございます！！頑張ります！！ (2015年5月25日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木戸藍楽
| 作成日時：2015年5月23日 14時
