検索窓
今日:14 hit、昨日:29 hit、合計:147,856 hit

story*20 ページ22

‐潮田side‐


ねぇ、



潮田「A」
「いやぁぁ!!!放して!!やめて!!」
潮田「A……!」
「やめて!!!!放せ!」
潮田「A!僕を見て!!」



僕を見てよ、A…



そう言うとAは静かになって、


潮田「A…?」


Aの目を見ると光が戻っていた。


「なぎ、さ…」
潮田「A!よかった!!」
「ごめん、なさい…ホントはあんなこと思ってないからぁ……!」



泣きながらAは謝った。



潮田「うん。知ってるよ。大丈夫だから。僕はAの味方だから」



Aは僕に強く抱きついて泣いた。

大丈夫、僕はAを裏切らないから。



潮田「A…手当てしよっか」
「うん…」



鼻声で返事をするA。
流石に歩けないかな…?


潮田「はい」
「え…?」
潮田「乗って?力入らないでしょ?」



と言うと遠慮気味に僕の背中に乗った。

Aは本当に軽い。
カロリー高いのを食べないといけないけど、量が決められている。

だからかもしれない。



潮田「また軽くなったね」
「最近ケーキ1個しか食べれなくなっちゃったんだ」
潮田「1日1個?」
「そう…すぐお腹一杯になっちゃうの」


皆は道を開けてくれた。

僕は皆に微笑んで、Aとの会話を続ける。



潮田「そっか…でも食べないとだよ?」
「うん……ケーキ1個か林檎1個で1日モツから」
潮田「そっか…ゆっくり量を増やせれば良いね。そしたらどっかに食べに行こうよ」
「うん……!」



Aは腕の力を強めて少し嬉しそうに返事をしてくれた。


僕、Aの事迷惑なんて一回も思ったことないよ?



僕はAが好きだから。

小さい頃からずっと。

story*21→←story*19



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (124 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
182人がお気に入り
設定タグ:暗殺教室 , 潮田渚 , 木戸藍楽
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

木戸 藍楽(プロフ) - ナツさん» ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2015年5月26日 13時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - 続きがすごく気になります!更新頑張ってください! (2015年5月26日 13時) (レス) id: 7579ab75e5 (このIDを非表示/違反報告)
木戸 藍楽(プロフ) - 菅田将暉くんカルマ渚依存症さん» ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2015年5月26日 5時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
菅田将暉くんカルマ渚依存症 - この小説好きだなぁ♪( ´▽`)更新頑張ってくださいね^_−☆続きが気になるです(・ω・)ノ (2015年5月26日 1時) (レス) id: af33b258d8 (このIDを非表示/違反報告)
木戸 藍楽(プロフ) - nicoさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2015年5月25日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年5月23日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。