第十話 ページ11
それから、ずっとお母さんには、必要最低限の会話。
焦凍には何も話さなくなった。
小学生になると、一緒にいるのもつらくなった。
父に悩みを打ち明けると、わかってくれて、いとこのおじさんに一時、引き取ってもらうことになり、小学二年生の春から、通っていた小学校から転校した。
苗字も、桜庭に変えて。
そこで、出会ったのがデク君とかっちゃんだった。
半冷半燃の個性のせいなのかはわからなかったけど、私の周りには誰も寄ってこなかった。
あぁ、ここでも私の味方はいないんだぁ。と思った。
「桜庭さん！君すごい個性持ってるね！うらやましいなぁー」
『え？』
「僕は、緑谷出久！」
『とど・・、桜庭A・・・。』
「おい、デク！誰と話してんだ？」
「かっちゃん」
『デク・・・。』
「え？」
『デク！かっこいいね。』
「はい！デクです！」
『かっちゃん・・・。』
「あ？」
『かっちゃんもかっこいいお名前だね。』
「そうだ！俺は強いんだからな！」
初めてできた、友達だった。
それから、よく3人で遊んだ。焦凍のことを忘れちゃうくらい。
「そうだったんだ・・・。」
「気づてあげれんくてごめんね！」
『いいのお茶子ちゃん！』
「それじゃァ、轟君とは気まずいんじゃない？」
『もう8年もあってないからね。」
「そんなに！」
『でも、心配しなくて大丈夫だよ！あーなんかすっきりした！帰ろっか。」
「Aちゃん・・」
『ほら早く！』
「そうだね、帰ろうか。」
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ゆい - 轟君、好き♪ (2020年8月23日 22時) (
レス) id: 656b92ea12 (このIDを非表示/違反報告)
蒼冬@ちょいと復帰(プロフ) - 轟沙季さん» 更新止めてしまっていてすみません！また更新します！ (2019年4月6日 22時) (レス) id: 45089e3f0b (このIDを非表示/違反報告)
♂ｒｅｏｎ♀(プロフ) - 情緒不安定かって (2019年3月27日 22時) (レス) id: 49359375a8 (このIDを非表示/違反報告)
轟沙季 - とても面白いです！このお話を更新するということはありますか？ (2019年3月26日 15時) (レス) id: 558a8f9c64 (このIDを非表示/違反報告)
雪音＠篠崎とペア画中(プロフ) - 紫苑さん» 何度もコメントありがとうございます！今は距離が近づいてきていますがこれから…。今後の展開を楽しみにしててください！ (2018年8月21日 20時) (レス) id: c45807f0d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおゆき | 作成日時：2018年6月23日 12時
