あと25日 ページ9
_____________ねぇ
___________起きなよ
_______________...いつまで寝てるのさ
明るい中性的な声が聞こえる
誰の声だろう聞いたことない声......
スーっと目を開けるとそこには少年？がいた
？「あ、起きた」
私を上から見下ろしている
「ん？んんん？」
「んんー！？」
ガバッと起き上がってあたりを見渡すと何処も彼処も真っ白で地面は水で覆われていた
「な、なにここ！？」
「てゆーか貴方誰なの！！」
天使「天使です！」
そう言ってドヤ顔の金髪の少年
あー成程、厨二病ってやつかー
天使「ちょっ！酷いなぁ、ちゃんと羽が生えてるでしょー？」
「え、心読まれた？てか、羽なんてハロウィン用で売ってるし」
天使「こんなでっかいの売ってないでしょ！」
「知らないよ！ずっと病院にいたし！！」
あー...成程と自称天使が言う
天使「まあ、茶番はここまでにして行こっか？」
え？と思わず声が漏れる
「どこに行くの？」
天使「天国」
一瞬、思考が停止する
天国？なんで、どういうこと？？
私が何が何だか分からないまま天使は話を続ける
天使「君は頑張ったよ」
待って
天使「家族を悲しませないようにわざと明るく振舞ったり」
違う
天使「身体が悲鳴あげててもお兄さんの為にスケートしたり」
違うよ
天使「手術もいっぱい頑張って」
天使「だから、神様が天国へ導いてやれって((違うよ！！))...何が？」
「私っ私は、スケートしたいの！誰の為でもなく自分が好きだから！」
「お母さんのカツ丼食べたいし」
「まだやってない事...沢山ある！！」
天使「でもさぁ...時間切れなんだよ」
「何とかしてよ！天使でしょ？人を助けるのが仕事でしょ！？」
そう言うと天使の目は鋭くなる
天使「あのさぁ僕達天使は人を助けるだけが仕事じゃないんだよねぇ？」
天使「死者を正しく裁き、天界か地獄かへ導くのも仕事なの」
天使「君はもう死んでるんだよ、諦めろって」
めんどくさそうに頭を搔く
いや、嫌だよ いや いや いや！！！
天使「残念だけど仕方ないよ」
天使「それにあっちではもう2週間は過ぎてるよ？」
「嘘...」
天使「ホント、だからほら三途の川に居るんじゃん？」
天使「君は今、生と死の狭間にいるの」
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IRR(プロフ) - yudurinngoさん» わぁぁありがとうございます！泣くほど感動していただけるなんて！このコメントを見た時私も泣きました(嬉しすぎて)本当にありがとうございます！ (2017年3月4日 15時) (
レス) id: 7910bc2c1d (このIDを非表示/違反報告)
yudurinngo(プロフ) - 感動しました!!2回も泣きました。上着を貸してくれるユーリくんイケメン! (2017年2月28日 2時) (レス) id: 1f545d79a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：IRR | 作成日時：2016年10月16日 16時
