“悪女” 私もう…部活辞めます！さようなら！

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「どうしたんですか？先輩方」

花「どうしたんですか？じゃねーよ！お前のせいで、俺達が停学処分になりそうじゃねーかよ！」

松「俺ら折角、全国行けるチームだったのに……」

イヤイヤ、あのままで良く全国行けると思ったな。

良くても準々決勝で負けるよw

バラバラなのにね……頭の中お花畑かよ！

まぁ、職員室から近い所だったし、先生達に聞こえてたのかな……。

結果的に良かったのかな。

「そうですか……先輩に会えないのは悲しいですね」

花/松「「なッ！！」」

「そんな事思ってないよなって顔ですよね」

信じてもらえるなんて思ってないですから、そう言い残して、ドアから出ようとした刹那……

花「そりゃ……ないよ」

「！！」

何か呟いたな…と思っていたら肩を掴まれた。

「……先輩？」

花「な、何だよ！」

「どうしたんですか？肩なんか掴んで」

花「悪い、咄嗟に」

「ここに来たってことは、何か私に話があるんですよね？」

勿論、と言う様に松川先輩が頷く。

「なんのお話でしょうか、楓菜さんの事なら聞きませんよ」

松「違う違う。最近俺ら……変なんだよね」

「……どういう事ですか？」

と言う、私の質問を聞かせない……と言うか話をさせないと言うかの様に、チャイムが鳴った。

松「花、俺達次体育だよな？」

花「ん、あぁ！そうだったな」

松「じゃあまた今度この話はするよ」

「はい、分かりました。では」

そう言って、自分の教室に戻った。

───────────


花巻Side


何でだ……。

何で俺は雅の肩を掴んだんだ？。

それに俺は雅が嫌いだったハズなのに……。

俺、雅の肩掴んでからなんて言ったんだ？ふわふわした感じになって……それから俺……どうしたんだっけ？

そんな事より、楓菜を守らなきゃ。

アイツは弱いんだから。

俺達で守らなきゃ。

………それでいいんだよな、俺。


雅……ゴメンな。



……なんで俺、謝ってんだ？

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