二十六話☆ ページ27
厨房の扉を開き冷蔵庫などを確認する。
作れそうなのは...袋麺くらいかな?
味は複数あるが...何味か好みかなど分からないし
お菓子があったので砂糖はあるだろうが
向こうの世界に調味料があったかも謎だ
適当に何袋か作ってみて好きな味があるか反応を見てみよう
小鍋を用意し、沸騰したお湯に乾麺を投入。
刻んだネギや豚肉、スープの粉を入れ、鍋に卵を落とす
辺りにはスープのいい匂いが漂い
4人はスンスンと鼻を鳴らす
塩、醤油、豚骨、味噌
4つ用意し、小皿で少しずつ取れるようにしてみた
『出来ましたよ、どうぞ気になったのを掬ってください』
4人はそれぞれ気になった物を掬って口に含んだ
グルッペンさんは味噌
トントンさんは豚骨
チーノくんは醤油
ショッピくんは塩
赤と黒が似合う2人は黙々と美味しそうに食べていてひと安心。
残る2人を見てみれば
顔を見合せたこちらを見て叫ぶ
「「なんでこんな美味いん!??!」」
『え、まあ...深夜に食べるラーメン美味しいですよね』
ci「いやそうじゃなくて!!!」
shp「これ本当にラーメンですか...?ワイの知ってるのとは全然ちゃうんすけど...」
聞いてみればスープは臭みがあり麺はべちゃついていながらも何故か芯がある...
聞いているだけでもまずそうだ...
『同じ料理名でもこっちのは口にあったようで良かったです
冷めないうちにどうぞ、温かい方がご飯は美味しいですから!』
そう言えば料理の方に視線を戻し美味しそうに食べている
さて、グルッペンさんに甘いものでも...アイスとかは好きだろうか?
冷凍庫を開ければいちごアイスとメロンシャーベットが入っている
でも夜にアイスはお腹冷えるかな?
無難にチョコレートでも渡してみよう。
戸棚からチョコ菓子を取り出し皿に乗せ振り返れば
ut「おはよぉ、Aちゃん♡」
「ﾋｭｯ」
後ろに下がろうとしても戸棚にぶつかるのみで逃げられない
ut「あぁん、そんなに怖がらんでええよ、なぁんもせんから」
ぱっと離れニコニコと笑みを浮かべる鬱くん
『びっくりしたなぁもう...どうしたの?物音で起こしちゃったかな?』
通り道にはあの4人もいたはずだけど...
全然気がつかなったや、異世界人みんなそうなの??
忍者の末裔か何か??
ut「まあそんなトコ、向こうにも何人か起きてきとるヤツおるで」
『あぁ、そうなんだ。皆もお腹減ったのかな?
じゃあ一緒に向こうに行こうか』
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樹乃(プロフ) - ｯﾌﾟｧ…イケメン…文章力が高いのは勿論の事、その上絵も上手いだなんて…天は二物を与えないんじゃないんですか！？羨ましい… (11月20日 6時) (
レス) @page13 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
泣き虫 - ﾔﾊﾞｲ……何回かｼﾆかけた………そして、画力をくだせぇ (11月12日 13時) (レス) @page24 id: d327bd77f6 (このIDを非表示/違反報告)
かれーるぅ。 - ut先生のイラスト多い......!!!!!!!!!!!そして全部尊いぃぃ......!!!!!!!!! (8月12日 21時) (レス) @page41 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
おー！ - 返信ありがとうございます！他の作品どんなのかなーと思って見に行ったらなんと！その作品も読ませてもらってました✨そっちの方も神です！亀更新でも大丈夫なので（何様？）頑張ってください！！ (7月17日 15時) (レス) @page38 id: 79b164e8e1 (このIDを非表示/違反報告)
絡繰り(プロフ) - おー！さん» ありがとうございます😭💕ファンの方嬉しいです..!!コメントもものすごく励みになります✨他の作品は一応ありますが亀更新です(殺.してください) (7月15日 6時) (レス) id: b6c9d54abb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絡繰り | 作成日時：2022年2月10日 1時
