二話 ページ3
ーー二時間前ーー
数ヶ月前におじいちゃんが他界した
大好きでとても優しいおじいちゃんだった。
そんなおじいちゃんが遺してくれたこの屋敷。
譲り受けたこの広い家に引っ越してから一週間、
相続した物の中に大きな蔵も含まれていた。
蔵の中には大量の家財や巻物、文化的に価値がありそうなものなども
色々突っ込まれていた
まあ….長くなったが要するに蔵を片付けている。
しんどい、腰痛いし埃まみれだし
じいちゃんのひとつなぎの大秘宝(エ ロ本)出てくるし。
そんな中、気になる木箱が出てきた
綺麗な漆塗りで金の装飾がされている。
箱を開けてみれば中にはあからさまなボタンに
巻物が入っていた。
巻物を開くと古めかしい文字で何か書かれている
“このボタンを押した者。異界の国から守護者現れん”
『なんじゃそれ…絶対押したくない….』
なんだ、じいちゃん異世界物とかも好きだったのか？
…今度仏前に異世界物の漫画でも備えとくか。
そう踵を返し片づけに戻ろうとした時、
足もとの段ボールにつまづいた。
手には先ほどの巻物にボタン。
まあ…..お察しの通り、転んだ拍子にボタンを押してしまった。
途端、煙が立ち上がり彼らがいきなり目の前にいた
そして私は……
「もしもしポリスメン?イケメンが不法侵入してます』
通報した。
「「「「「まって！！？？」」」」」
ーー現在ーー
というのがことの経緯である
ほんと勘弁してほしい(白目)
明後日の仕事どうしよう
電話入れなきゃ家にくるだろうし
そしたらこの人らと鉢合わせるだろうし
あーーーーーーー(思考停止)
「なぁなぁ」
黒髪青目の人が声をかけてくる。
「名前、聞いてへんかったよな？聞いてもええ？」
『……A….Aです。』
「そっかぁ、Aちゃんね。」
ut「僕、鬱先生言います。よろしくしてね」
そう笑いかけてはくるがなぜか目は笑っていない気がしてたまらない。
正直こんなかで一番怖い、別の意味で怖い。
「俺のことは無視すんのに大先生は無視せえへんのやな」
金髪水色目がそう言い放つ
心なしか少し不満げだ。
『いや、刃物突きつけられて怖いですし….』
じろっと剣を見ればキラキラと光っていて、まるで宝石を研磨して
作られたようにみえる
何でできているんだろう。
触ろうとすれば少し刃先が揺れる。
『痛っ…』
指先を少し切ったようだ
赤い線から血液が滴り落ちる。
ut「あ、おいシッマ…怪我してしもうてるやん。」
※文字数
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樹乃(プロフ) - ｯﾌﾟｧ…イケメン…文章力が高いのは勿論の事、その上絵も上手いだなんて…天は二物を与えないんじゃないんですか！？羨ましい… (11月20日 6時) (
レス) @page13 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
泣き虫 - ﾔﾊﾞｲ……何回かｼﾆかけた………そして、画力をくだせぇ (11月12日 13時) (レス) @page24 id: d327bd77f6 (このIDを非表示/違反報告)
かれーるぅ。 - ut先生のイラスト多い......!!!!!!!!!!!そして全部尊いぃぃ......!!!!!!!!! (8月12日 21時) (レス) @page41 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
おー！ - 返信ありがとうございます！他の作品どんなのかなーと思って見に行ったらなんと！その作品も読ませてもらってました✨そっちの方も神です！亀更新でも大丈夫なので（何様？）頑張ってください！！ (7月17日 15時) (レス) @page38 id: 79b164e8e1 (このIDを非表示/違反報告)
絡繰り(プロフ) - おー！さん» ありがとうございます😭💕ファンの方嬉しいです..!!コメントもものすごく励みになります✨他の作品は一応ありますが亀更新です(殺.してください) (7月15日 6時) (レス) id: b6c9d54abb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絡繰り | 作成日時：2022年2月10日 1時
