『もしもしポリスメン、家にイケメンが不法侵入してます」（ωrωrd!）

十四話 ページ15

zm「なんや、やったってもよかったんちゃう？」

tn「アホか、変に殺したりでもしたらAさん困るやろ」

普通に会話する二人を呆然と見つめ、ふと我に帰る
周りは騒然としていた
即座に二人を回収しその場を後にした。

ーー帰り道ーー

『次からは…目立つのでああいうことは控えてくださいね..?』

tn「それはえらいすんません…でも自分の尊厳は保たな
いつかしんどなりますよ」

『…』

確かにトントンさんのいう通りだ
大きな問題にしたくなくて避けている部分もある
大人しく頷いて言われた事をこなしていれば
敵を作りにくいから。

『…確かにそうですね、助けてくれてありがとうございました』

今の私はうまく笑えているだろうか。

zm「そんなことよりさぁ、敬語。抜けてへんで」

頭を乱雑にわしわしと撫でられる
気を遣ってくれたのか会話を切り替えてくれるゾム。

『あ、そうだね…癖でつい。』

気まずくてふと見上げた夕日は
とても綺麗だった。

家に帰れば何やらまた騒がしい。
リビングに集まっているようで
見てみればまた知らない人が三人いた(白目)

『ぐ、グルッペンさんその方達は？？』

gr「あぁ、すまない。蔵から物音がしてな」

白い軍服にバッテンマークのマスクをした男性
赤いトルコ帽を被った細目の男性
淡い茶色髪にベスト、白い目が特徴的な男性

順番にひとらんらん、オスマン、エーミールという名前らしい。
お家を空けると人が増えていく…ビスケットかよ。

『参考までに聞きますけど他にいないお知り合いの方っていますか？』

gr「後二人か三人くらいいるな」

『なるほど(思考放棄)』

項垂れる私の背中をさすってくれるロボロさん
とりあえず食材だけはしまい彼らに向き直る

『はじめまして、私はAAと申します。この屋敷の持ち主です
皆さんを事故で巻き込んでしまったのでしばらくここで皆さんのお世話をさせていただきます』

os「ふーん、そっかぁ。Aちゃんよろしくめう！」

手を取り笑いかけてくる
近くに寄られた時ふと甘い香りがする。
え、女子みたいな匂いする(大混乱)

‘em「Aさん、よろしくお願いしますね」

物腰柔らかく挨拶してくれる
栗色のベストに青いループタイが似合っていて

『それ、蝶の翅のループタイですか？』

ぱっと見モルフォ蝶の翅に模様に似ている
いい趣味してるなぁ
少し驚いた顔をしているエーミールさん。

‘em「よく分かりましたね、その通り蝶の翅を加工してあるものです」

そう話しているとシャオロンさんが近寄ってくる。

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