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お腹が空いて、目が覚めた。
お外はもう真っ暗。
あんなに暖かかった部屋もなんだかひんやりしていた。
「ご主人様……？」
にゃおん、と響いた声には返事がない。
時計を見ると2つの針が両方てっぺんを指している。
いつもなら、こんなに遅くならないのに。
お腹も空いたし……。
「ご主人様ー？どこー？」
全部の部屋を探しても、ご主人様はいなかった。
今日はお仕事が長引いてるのかもしれない。
そう思ってご主人様のベッドに飛び乗り、その匂いに包まれながらまた目を閉じた。
でも寝れなくて、あぁお昼にあんなに寝なきゃよかった！なんて思っても遅くて。
僕はちいさいから冷蔵庫は開けられないし、そばにある猫缶は僕の爪では開けられない。
お腹、空いたなぁ……。
窓に張り付いて見たけどここからじゃご主人様の姿は見えなかった。
布団に潜ってみても、ご主人様の枕の上にいても全然落ち着かなくて、
なんだか寒気がして、これがよくテレビで言う、嫌な予感ってやつ…？
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慧(プロフ) - はじめまして すごく面白いです！ 私もニノと伊野ちゃんが大好きなので応援してます 更新楽しみに待ってます (2017年9月17日 18時) (
レス) id: dff4a9b3d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：11日は犬の日
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=rikorikoriko0630
作成日時：2017年8月18日 20時
