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Astory
剛「じゃあコーヒー受け取らなかったの？」
「仕方ないけど悔しかったもん』
人が居ない早朝
剛さんのキャンプ場で
コーヒーを貰う
実際にはコーヒーは好き
豆を引いて飲むぐらいに…
『剛さんのコーヒーが1番美味しいし』
剛「まさか派遣先が照くんが居る会社…運命かもしれないね！」
『ホント剛さんおっさん臭い発言最近多いよ…』
父親とあまり歳が変わらない剛さんは
もう1人の父親のようで
なんでも言える唯一の存在
村上くん程じゃないけど
岩本部長も背は高い
厳つい顔で叱責されたのは
高圧的にも感じて
ショックでもあった
剛「照くん可愛いし優しいよ」
『可愛い？あれが？』
剛「そう言えば…」
剛さんは奥から
何かを取って戻ってきた
剛「照くんから預かってた。Aちゃんに」
『何で？』
剛「知らないよ(笑)読んでみたら？」
真っ白な封筒に
「佐藤A様 岩本照」
と書かれてあるから
剛さんが言う通り…
私宛で岩本部長からの手紙
勇人「うっす」
剛「早いね」
慌ててコーヒーを飲み干して
自分のテントに戻った
『綺麗な字…』
あの風貌らしからぬ
柔らかい字
封筒を開き
中の手紙を読み進める
横田さんがレジュメ作成を
私に押付けたことを認めたこと
それを村上くんが気づいていたこと
理由は知らなくても
残業を叱責したことへの謝罪
取引先の山��社長が
��の修正に気づいたこと
それに対する感謝
『丁寧な手紙…』
気付いてくれたことに
まずは驚いたけれど…
手紙の最後に
「今度剛さんの誕生日祝いをするから来て欲しいです。連絡待ってます」
電話番号が書かれていることに
もっと驚いた
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ゆづ(プロフ) - はじめまして。莉子さんのお話楽しく読ませていただいています！文章中、取り繕ったとありますが取り入った、ではないかなと思いました。これからも楽しみにしています♪ (10月18日 11時) (
レス) id: 3b58ea24e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉子
| 作成日時：2023年10月6日 21時
