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照side



シャワーを浴びたAが出てきた。




俺のシャツ着たちっさい彼女…





可愛すぎんだけど…








『おいで?』








手招きして呼ぶと

Aは俺の隣に座ってきた。








『すっぴん可愛い』

A『あんま見ないで下さいよ…恥ずかしい』

『さっきまで恥ずかしい格好してたじゃん』

A『あれは…っ!』







自分に体を引き寄せて

ぎゅっと抱きしめた。








俺と同じ香りがして

たまらなく愛しい。









『A俺の事名前で呼んで?』

A『…ひーくん』

『え!?』

A『向井くんもひー兄て呼ぶし…小夜おばあちゃんもひーちゃんて呼んでるんで…』

『もう1回呼んで…あと敬語も辞めて』

A『ひーくん』









いちいち何で可愛いのかな…









俺はAを抱き抱えて

寝室に連れていった。











そっと体を下ろすと








A『何も分からなくていいの?』







彼女が不安げに聞いてきた。







『いいよ。俺しか知らないでいいから』

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作者名:莉子 | 作成日時:2022年8月1日 9時

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