初めての恋していいですか？ (ページ37)

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Aside

キスって…息止めちゃダメなの？

頭がふわふわしながらも

岩本さんを部屋にあげた。

ソファに腰掛けた岩本さんに

お茶を出すけれど…

自分の格好が何とも言えない。

『あの…岩本さん…着替えてきますね！』

照『え？』

『あ！気にしてるんじゃなくて……何か落ち着かない…』

照『いいよ…このままで』

『あっ…』

手を引かれるがまんま

私は岩本さんの足と足の間に座った。

後ろからそっと抱きしめられる。

照『俺に見せたかったんじゃないの？』

『そうですけど…っひぃあ！』

私のうなじや耳に

何度も触れるだけのキスをする岩本さん

照『後ろから見たらさ…結構…』

『何ですか…っ』

照『谷間がヤバい…』

心臓がうるさいどころか…

爆発しそうなんだけど……

『エロい…』

照『こんな格好してるお前が言うか？(笑)』

『だから！着替えてきますっ！』

照『まだダメ』

太ももや腕を指で撫でられる

めちゃくちゃ恥ずかしいのに…

嬉しくてたまらない…

...♪*ﾟ

照『ん？』

岩本さんのスマホが鳴った。

照『ふっかだ…テレビ電話？』

岩本さんが出ると…

画面に辰哉さんやはるか

だてさんや向井くんが映った。

康二『ひー兄ぃ～！』

辰哉『え？どうゆう状況？』

照『Aとソファ座ってるよ』

辰哉『お前その姿勢はやらしい…いてっ！』

はるかにツッコまれた辰哉さん

はるか『A～！』

涼太『天使が笑ってるね！あ！ばあちゃん』

小夜ばぁ『ひーちゃん！Aちゃん！』

照『小夜ばぁ？！』

『小夜おばあちゃん？！』

辰哉『俺ら小夜ばぁんとこで飯食ったら解散するからさ！本当良かったよ…』

皆がいてくれて…

本当良かった…

照『ありがとうな。みんな』

A『ありがとう！』