初めての恋していいですか？ (ページ29)

今日:9 hit、昨日:37 hit、合計:61,170 hit

過剰ページ29

照side

ふっかから連絡をもらって

だてさんの店に向かう。

そういや今日はハロウィンか…

至る所で仮装をした男女が

騒いでいるのを見る。

Aがこんな格好してたら

俺気が狂いそうになるかもしれない。

涼太『いらっしゃい』

『ふっかに呼ばれてさ』

康二『俺も』

辰哉『ハッピーハロウィ～ン！！』

アムロ・レイの格好をしたふっかが入ってきた。

康二『ひー兄…これ笑っていいですか？』

『盛大に笑ってやれ(笑)』

辰哉『まぁメインはこっちじゃないんだよね』

店に入ってきたはるかちゃん

そしてAの姿を見て

俺は…気がおかしくなった。

はるか『ハッピーハロウィン！』

悪魔の格好をしたはるかちゃん

その後ろに…

天使の格好をしたAが居た。

胸元が開き

丈が短いスカート

ニーハイ

いつもより濃いメイク

康二『めっちゃ可愛いやん！！』

はるか『お菓子をくれなきゃイタズラするぞ！』

向井が2人の写真を撮っている

頭がおかしくなりそうだ…

涼太『(まずいな…)』

辰哉『いやー天使と悪魔でニコイチいいな！照どうよどうよ！いつもと違うAちゃんは！』

『似合ってねぇよ…』

A『え…』

イライラがおさまらない。

『寒いのにそんな肌出して何やってんだよ…』

辰哉『おい！照！』

『はるかちゃんはともかくお前なんだよ…無理しすぎ感すげーわ！』

セーブ出来ない感情が

言葉となって吐き出した結果

彼女は悲しそうに笑った。

初めて出会った時と同じ

悲しい目で笑った。