初めての恋していいですか？ (ページ11)

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康二『岩本さん！待って！』

俺を制止した向井の顔は怒りに満ちていた…

康二『俺お前と友達やめるな』

そう言うと向井は

勢い良く男を蹴り飛ばした。

優『…いっ…てぇ！』

床へ倒れ込む男の靴が片方脱げている

康二『シークレットシューズなんでそれ』

はるか『うわ…』

辰哉『それ5cmはサバ読めるね』

『人のこと言う割に小さいんだな色々』

優『ふざけんなよテメェら！』

涼太『出ていって下さい。二度と来ないで』

康二『Aちゃん苦しめてた責任俺にもあるんです。こいつがようさん他にも女作ってたことも知ってて見て見ぬふりしてたんで…やけど今日限りでお前とは関わる気もないから！皆さん本当にすみませんでした！』

向井は脱げた男の靴を持ち

店の外に放り投げて出ていった

『Aのスマホにあるお前からの連絡…行くとこ行っても良いんだけど？』

優『……っ！！』

男は店を出ていった。

涼太『はぁ…今日はもう店じまい』

『だてさん悪かったな…』

涼太『いや…皆もお疲れ様』

俺は店を後にし職場へ向かった。

辰哉『さっきめちゃくちゃナチュラルにAて言ったよね…』

はるか『言ったね…』

涼太『照分かりやすいよね(笑)』