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溢れる想い ページ12

さっきのことでモヤモヤして

翔くんにあたっちゃった…

でも、私も高校生 1人になりたい時もある



「A…?」



「サヤ…なんかわかんなくなっちゃった
翔くんにもあたっちゃって
何やってんだろう 私…」



「A…大野先輩が好きなんでしょ?
隠さなくてもいいよ…わかってるから」



うん。サヤ…そうだよ
堪えていた涙がポタポタと落ちる



「智くんのことが好き…すごく好きなの
でも…ダメなの…ムリなの」



「どうしてダメなの?
大野先輩もAのこと好きだって
あんなにわかりやすいのに…
いっそ告白しちゃいなよ」



「…そんな、こと、出来ないよ」



出来るワケない…



「なんで?出来ないの?
家のこと?それとも翔くんのことが
引っかかってるの?」



言ってもいいかなぁ…サヤに



「…ちがうの…それもあるのは本当
去年の夏…好きだって言ってくれたの…」



「えっ?大野先輩から告られてんの?」



びっくりして声が大きくなるサヤ



「でもねっ…その時に…

”俺、彼女は、大事な女は作らない ”

って…言われちゃって気持ち隠して

でも…ちがったんだよね
もう大事な人があんな綺麗な人いたから
かも知れない。
妹みたいに思われてただけ、なのかも」



「A… あっ!でもニノ言ってたじゃん
関係ないって!わかんないじゃん
他になんか理由があるんだよ、きっと」



…理由…

そんなのあるの、かなぁ…



「サヤ…ありがと。
バカだよね…わたし…

…この気持ちを封印したのに
した、つもりだった…のに…」



涙は止まることなく
次から次へと流れてきた



「なんで…
今日はいっぱい泣いてもいいよ」


頭を撫でてくれるサヤ


苦しくて…苦しくて…


涙が枯れるまで泣いて
泣き疲れてそのまま眠ってしまった

実家→←翔くん



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はる(プロフ) - 莉子ちゃん!城島リーダーがでてきた!!Wリーダーだっ笑 それだけ言いたかった笑 更新頑張れ( ´艸`) (2014年9月22日 20時) (レス) id: 7c3610320e (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - そっか(*´ー`*)形に残せるように頑張れ笑!!そのうちの笑ニノちゃん楽しみにしてるね←気が早い笑 更新頑張れ☆彡 (2014年9月2日 23時) (レス) id: 7c3610320e (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - はるさん» はるちゃん ありがと〜(*^^*) ニノちゃんのお話は幸せな気持ちで書きたくて…その前に大ちゃんをはさんじゃったσ(^_^;) このお話は形に残したくて公開したようなものなの(^◇^;) そのうち幸せなニノちゃん書くからね(.゚ー゚) (2014年9月2日 20時) (レス) id: ebb558b17f (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ヾ(o´∀`o)ノ☆彡←なんとなく笑 (2014年9月1日 16時) (レス) id: 7c3610320e (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 莉子ちゃん!ちょっとお久しぶりで~す笑今度はリーダーだね!楽しみにしてるよ、更新頑張れヽ(^o^)丿 (2014年9月1日 16時) (レス) id: 7c3610320e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:莉子 | 作成日時:2014年8月29日 23時

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