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気持ちの変化 ページ26
駆け寄ると…
ん？…
和也くんの息が少し上がってる
街灯に照らされた顔に
ツーっと汗が流れる
” あっ！ ”
もしかして走って来てくれたの？
カバンからハンカチを取り出し
「和也くん、汗…よかったら」
差し出した
和「あっ。ありがと
夜って言っても暑いねっ」
少し眉を下げ汗を拭いてる和也くん
やっぱり、そうだったんだって
ちょっと照れてる和也くんがかわいくみえた
ことは秘密
「ふふっ。そうだねっ
ムシムシするもんね」
って話しを合わせた
和「ねっ。…みんな待ってるんで
行きますか？はい！手、貸して」
手を差し出してくれた
少し恥ずかしかったけど…
そっと手を重ねるとニコッと笑ってくれた
…///
手繋いで歩く…恥ずかしんだけど
それだけで心がほんわり温かくなる
花火大会の日から急激な気持ちの変化
戸惑うところもあるけど…
今は素直に受け入れ
和也くんを信じてみようって気持ちの方が
大きかった
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作者名：莉子
| 作成日時：2014年12月13日 12時
