ある日のアフレコ収録 ページ18
いつもの、収録五分前に到着。
よし、余裕をもってこれたぞ。
「いや遅刻ギリギリだよね」
振り向くと魔王が。
ニコッとした笑顔でそう言った。
『魔っすー、おはよ』
「オイッ。魔をつけるな魔を」
だってよけーなこと言うから。
『魔っすーは関係ないもん。それに俺は俺のペースで行動するから』
「ふーん....またマネージャーさんに迷惑かけてたりして」
.......ギクリ
俺の表情を見て、図星か。と魔っすーは呆れた顔になる。
『ま、間に合ったしいいだろ!』
「遅刻ギリギリだけどね」
う。
だってさぁ!テニスの王子様またハマっちゃったんだもん。俺、ハマったら歯止めきかなくなるからさぁ。
漫画読破しないと続きが気になって仕方ないんだもん!!
『もうやめ!この話、断ち切ってやる!』
「イップス」
酷ッッ!!
「あははっ」
地味に落ち込んでると、笑い声が聞こえてきた。
「なんか会話、面白いよね。つい笑っちゃったよ。」
「小夜ちゃん、魔っすーと仲良いんだね。」
村瀬さんと梶が笑いながら言ってくる。
なんか馬場さんも王子もそうだけど、ギャグ線強い人といると、なんでもお笑いみたいになっちゃうんだよね。
シリアスクラッシャーズというか....ド天然人というか、なんて言ったらいいかよくわからないけども←
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檸檬けーき。(プロフ) - 精一杯頑張ります! (2019年12月27日 22時) (レス) id: 31d6ef12c3 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 斬新で面白いです!更新頑張ってください! (2019年3月20日 10時) (レス) id: 04df7ed0c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:檸檬けーき。 | 作成日時:2019年3月15日 21時