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「俺お前のこと好き。付き合おうよ」
「いいよ」
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3週間前。
「LINE交換しよ」
そう言ってきた風磨。
もちろん、
「やだよ。」そう返事をした。
だが周りの女子からの目線が痛い。
こいつはモテるんだった。
早く話を終わらせたくて、
「分かったから、静かにして!」
こう返事したのが馬鹿だった。
それからというもの、毎日おはようから、おやすみまでLINEがきた。
こんなにモテるくせにどうして私に構うんだろう。
やはり、こいつのことは理解できない
風「ねぇ」
私「なに?」
風「俺お前のこと好き。付き合おうよ」
これが人生初めてされた告白だったんだ。
え?え?うそだ。
あいつが私を好きなんて(ヾノ・ω・`)ナイナイ
うん。うそだ。
そう分かってたはずなのに、気がつくと
私「いいよ」
こんな返事をしていたんだ。
風「誰にも言わないでね」
私「もえ(親友)にだけいいかな?」
風「誰か知らんけど、口固いならいいよ」
私「固いよ。ありがとう」
いつも冷たくしているLINEの返事が何だか優しく返事をしてしまった。
とりあえずその日のLINEは終了。
そうだそうだ、もえに言っておこう。
「もえ、風磨と付き合っ…」
え!!?まって私風磨と付き合ってるんだよね!?
いや、自分でいいよって言ったわけだけどさ、
初めて告白されて浮かれてた。
我に返ると自分がなんてことをしてしまったんだ。
そんな事で頭がいっぱいになった。
絶対もえに引かれる。言えない。
信頼してる、だからこそ言えない。
2人だけの秘密が出来てしまった。
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作者名:riko | 作成日時:2017年7月27日 14時