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「俺お前のこと好き。付き合おうよ」

「いいよ」



୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧

3週間前。

「LINE交換しよ」
そう言ってきた風磨。

もちろん、
「やだよ。」そう返事をした。

だが周りの女子からの目線が痛い。

こいつはモテるんだった。

早く話を終わらせたくて、
「分かったから、静かにして!」

こう返事したのが馬鹿だった。




それからというもの、毎日おはようから、おやすみまでLINEがきた。

こんなにモテるくせにどうして私に構うんだろう。

やはり、こいつのことは理解できない


風「ねぇ」

私「なに?」

風「俺お前のこと好き。付き合おうよ」

これが人生初めてされた告白だったんだ。



え?え?うそだ。
あいつが私を好きなんて(ヾノ・ω・`)ナイナイ

うん。うそだ。


そう分かってたはずなのに、気がつくと

私「いいよ」

こんな返事をしていたんだ。


風「誰にも言わないでね」

私「もえ(親友)にだけいいかな?」

風「誰か知らんけど、口固いならいいよ」

私「固いよ。ありがとう」


いつも冷たくしているLINEの返事が何だか優しく返事をしてしまった。


とりあえずその日のLINEは終了。


そうだそうだ、もえに言っておこう。


「もえ、風磨と付き合っ…」

え!!?まって私風磨と付き合ってるんだよね!?

いや、自分でいいよって言ったわけだけどさ、

初めて告白されて浮かれてた。

我に返ると自分がなんてことをしてしまったんだ。
そんな事で頭がいっぱいになった。

絶対もえに引かれる。言えない。
信頼してる、だからこそ言えない。




2人だけの秘密が出来てしまった。

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作者名:riko | 作成日時:2017年7月27日 14時

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