中也(ヤンデレ...かも?)&感謝 ページ32
〜中原said〜
「おいA」
「何、中也」
「俺以外の男と仲良くするな」
俺は今、彼女のAと仲良く話をしていた構成員に、酷く嫉妬していた。
「……でも」
「仲良くするな」
俺は、Aを壁に追い込み、強めに言う。
俺以外の男と仲良くなんて、許さねェ。
絶対に。
「仲良くしたら、まず仲良くした相手を殺す。そんで、手前を俺の家のどこかに縛り付けて、俺が一生飼ってやるよ」
「……分かった、ごめんなさい」
「次は無ェぞ」
俺は怖いんだよ。手前がいなくなるのが。
だから、手前を殺してでも、俺の元に居させる。
そう強く決意していると、Aの首筋がチラリと見えた。
そこには、この前俺がつけた、独占欲の花が咲いていた。
だが、消えかけてきている。
そろそろつけ直すか。
「中也、そろそろ離しっ……!?」
狂ってしまいそうな程愛おしいAの首筋に、再び花を咲かせる。
跡を確かめるように舌で舐めると、Aが小さく声を漏らした。
嗚呼、此奴を俺だけのモノにしてェ。
今すぐ閉じ込めて、俺の味だけを覚えさせて、俺がいなければ生きていけないように教えこみたい。
「大好きだ、A。殺したいくらい、愛してる」
ーーーー
「今日また、俺以外の男と仲良くしたんだってな。星押したら、お仕置きだなァ?」
✽・:..。o¢o。..:・✽・:..。o¢o。..:・✽・:..。o¢o。..:・
もうすぐで、2016年も終わりですね!
ここまでこの短編集を読んで下さった皆様、本当にありがとうございます(*´ω`*)
今年最後の更新が、中也様のヤンデレ(?)…。こういうの苦手な人、ごめんなさい
(´;ω;`)
2017年も、頑張って更新していきますので、よろしくお願いします!
では、最後は双黒に締めて貰おうと思います。
「そんな訳で、最後は俺達だとよ」
「まぁ、いいじゃない。2017年もよろしくね、Aちゃん」
「俺からもよろしく頼むぜ」
「じゃあ、年越しそば食べようか、私のAちゃん!……あ、勿論口移しだよ」
「手前何言ってやがる、俺がAと口移しで年越しそば食べんだよ!!」
「うふふ、Aちゃん」
「おいA」
「2017年もよろしくねぇ」
「2017年もよろしくな」
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中也の手袋が欲しい - 最高すぎる!! (11月13日 15時) (レス) @page20 id: 194b92769c (このIDを非表示/違反報告)
JUN - 中也がかっこよすぎる!この小説最高だわ (2019年5月2日 20時) (レス) id: 97f39245ad (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ - なにこれ可愛い辛い (2018年10月5日 18時) (レス) id: 39d2cea73a (このIDを非表示/違反報告)
太宰ファン - 神小説きたーー!!! (2018年9月29日 9時) (レス) id: 6afcaca5b3 (このIDを非表示/違反報告)
太宰ファン - 太宰さんかっこよー! (2018年9月29日 9時) (レス) id: 6afcaca5b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オリーブ | 作成日時:2016年12月12日 23時