太宰 ページ12
〜太宰said〜
「太宰さぁ〜ん、聞いてくださいよぉ〜」
「何だい?」
「中也さんに怒られたんですよぉ、体術下手くそだ、って〜。しょうがないじゃ無いですかぁ、だって苦手なんですからぁ〜。」
私は今、中也の部下のAちゃんとバーにきている。
そしたら、意外とAちゃんがお酒に弱く、あっという間に酔ってしまった。
結果、私が酔ったAちゃんの愚痴を聞く、という事になっていた。
まぁ、可愛いから良いのだけど。
「それは災難だったね」
「ほんと、うるさいんです、よ…………スゥ…。」
沢山喋って疲れたのか、突然Aちゃんは眠りに落ちてしまった。
寝ちゃったか、と思いながらAちゃんをみてると、所々服がはだけている事に気付く。
直してあげようか。そんな事を思っていたら、
「太宰さぁ〜ん、大好きですぅ〜……スゥスゥ。」
そんな言葉が聞こえた。
「…………やっぱり止めた」
今ので理性が飛んだ
抑えが効かなくなった私は、手始めに首筋を指で軽くなぞってみる
「…………ん、太宰さん…?」
起きたAちゃんは、状況を少しずつ理解していき、顔が真っ赤になった。
「ひぇっ!?」
「あ〜あ、起きちゃったか。でも、男の前で寝ちゃうAちゃんが悪いんだからね?しかも、大好きなんて言うから、我慢が効かなくなってしまったよ」
私も少し酔っているんだろう。Aちゃんを弄るのを、止めることができない。
今度は鎖骨をなぞる
そうするとピクン、とはねて声を漏らすのだから、面白い。癖になりそうだ。
「此処じゃあこれ以上は無理だね…。ベッド行こうか、Aちゃん?」
耳元で囁いてあげたら、Aちゃんは頬を赤く染めて、コクリと頷いた。
「私から完全に離れられなくしてあげるよ」
そう言った私は、きっと意地悪く笑っていただろう。
ーーーー
「私の理性を飛ばした罰として、評価をしていく事。いいね?」
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中也の手袋が欲しい - 最高すぎる!! (11月13日 15時) (レス) @page20 id: 194b92769c (このIDを非表示/違反報告)
JUN - 中也がかっこよすぎる!この小説最高だわ (2019年5月2日 20時) (レス) id: 97f39245ad (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ - なにこれ可愛い辛い (2018年10月5日 18時) (レス) id: 39d2cea73a (このIDを非表示/違反報告)
太宰ファン - 神小説きたーー!!! (2018年9月29日 9時) (レス) id: 6afcaca5b3 (このIDを非表示/違反報告)
太宰ファン - 太宰さんかっこよー! (2018年9月29日 9時) (レス) id: 6afcaca5b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オリーブ | 作成日時:2016年12月12日 23時