目が覚めても夢の中だった2 (ページ9)

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JH｢あれ？違った？今日ずっと話してたじゃん、Aどこにいるんだろうって｣

HC｢ジェヒョニヒョン、それ以上言ったらヒョンでもさすがに怒るよ？笑｣

なんか2人でボソボソ言ってて聞こえないけどドンヒョクの表情は余裕そうな顔をしているがかなり焦っているように見える。

DY｢ドンヒョクごめん、今日は僕がAちゃんと外で昼ごはん食べてたの。連絡してくれたら一緒に食べてたのに…｣

HC｢それができないからこうなってるんです｣

私だけがこの状況についていけてない。

いま会ったばっかりのジェヒョン先輩はこの様子を外からモチモチとした表情で見守っている。

『ジェヒョン先輩、かっこいいですけど笑うと可愛いんですね。』

そう言ったらドンヒョクが驚いた顔をしていた。

HC｢A、いくらジェヒョ二ヒョンがかっこよくても、笑顔が可愛くても好きになるなよ。ヒョンは可愛い彼女がいるんだから｣

『分かってるよ！逆に彼女さんがいない方がおかしいじゃん。なんであんたに言われなきゃいけないのよ…』

かっこいいとか可愛いとか言うだけでらからかってくるドンヒョクにいちいち腹が立つ。

DY｢2人とも、ケンカはしないの。ドンヒョクももう少し女の子には優しくしないと…｣

ドヨン先輩に言われて拗ねた子供みたいに機嫌が悪いドンヒョク。

あんなこと言ってるから自分にも彼女ができないんだ。そう思っていると偉い人がきて始まった会議。

ドヨン先輩とジェヒョン先輩が隣同士で座っているから、私もドンヒョクの隣になってしまう。

隣をちらっと見ると真剣にメモを取るドンヒョク。

その横顔に少しドキッとした。

こんな真剣な表情は見たことがなかったし、こんな表情もするんだ…そう思っていたら目が合ってしまった。

急にふっと笑ってまたメモを取るドンヒョク。

心臓が激しく打つことを忘れたくて私も一生懸命メモを取った。

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セナ