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after story1
ピコンとLINEの通知が鳴る
ダーリン今終わった。なんか買ってきて欲しいもんある?
Aお疲れ様。今日は特に無いかな?
送信すると秒で既読がついた。
了解と返信が来たのを確認しているとズボンがツンっと引っ張られた。
足元を見ると1歳になった双子のユノとソラが私のズボンにしがみついていた。
あまりに可愛くて悶えてしまう。
2年前に結婚して1年前に双子の男女を出産した私。育児は2倍で大変だけど、意外だったのは夫のドンヒョクだった。
双子が泣き出した時もすぐにお世話をしてくれ、仕事以外ではほとんど子育てをしてくれる。
子供が好きとは言っていたけど、ここまでありがたい夫はいないだろう。
しかも双子はとても大人しく、ほとんど喧嘩をしないからすごく助かる。
双子と遊んでいるとインターホンが鳴る。
最近このインターホンが鳴るとアッパ(パパ)が帰ってくる合図だということが分かってきた双子はハイハイしながら玄関へと向かう。
家に入ってきたドンヒョクは双子が玄関にいるのを見て
HC｢アイゴ〜♡♡ユノとソラ〜♡♡お利口さんにしてまちたか〜？？♡♡｣
あの日のナナちゃんみたいな口調ですぐに手を洗って双子を抱えて私にキスをしてくれるドンヒョク。
HC｢ただいまお姫様。今日も育児ありがと。｣
若い頃の私だったらきっと調子に乗るなとか言ってたけど、今の私はもうすっかりドンヒョクの虜である。
『ご飯がもう少しでできるんだけど、先にお風呂入る？』
双子を椅子に座らせてご飯を用意しながら聞くと
HC｢俺はAが食べたいな♡♡｣
耳元でそう言ってくるからさすがに顔が真っ赤にってしまった。
それから1年後にまた双子のママとパパになる私たちであった。
after story1 end
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作者名：セナ | 作成日時：2023年1月23日 1時
