しげ先輩とマネさん。2

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なんかわかんない罪悪感に押し潰されそうだったからしかたなく、藤井先輩の後を追った。









あ「どこ行ったんですか…」









あてもなくフラフラ探し回った。





藤井先輩の行くところなんてわかんないよ…









なんだか騒がしい廊下。









女「キャー！藤井先輩よー！」









藤井！





その言葉に反応したと共に体が声のする方向に向かっていた。









すると階段に人だかりが出来ていた。




しかも全員 女！









人を掻き分けてやっと藤井先輩のもとに来ることができた。









あ「藤井先輩！」






流「あーAちゃんやー



さっき俺を捨てた子やー」









あ「はあ？！」







女「えーまじ？最悪じゃない？」







あ「違います！


なに言ってるんですか藤井先輩！」









流「捨てたも同然や



あ〜〜俺可哀想ーだれか慰めて〜」









女「キャー！！！」




女「私が慰めます！」








流「ほんまあ？



ほなあとで…」









あ「ちょ！藤井先輩そこまでです！



行きましょ！」









会話を遮って、藤井先輩の腕を引っ張る。









とは言ってもどこも行くことないな…









流「行くことないんやろ〜お見通しやで」









ってつんって私の鼻をする藤井先輩。







なんか見透かされてるみたいで悔しいんですけど。









流「サボるか〜」







あ「え？！」







流「どうせサボったこともないんやろ？」






あ「へ…まあ」







流「じゃあ決定やな！



どこ行きたい？」









ってニコニコし出して、






ワンちゃんみたいな笑顔見せる藤井先輩。








しっぽが見えそうですよ。









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