しげ先輩とマネさん。2

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授業の終わりを告げるチャイムがなった。









あ「は〜〜今日も終わった終わった」





沢「部活ないんか今日…」





あ「あ、そうだったね


…なんかアリス悲しそうだけどどうしたの？」







沢「や！なんもない！」









って目を逸らして、顔を赤らめるアリス。









あ「ん？



なんか顔赤いよ？」









沢「や！ほんまになんもあらへん！」









否定すればするほど怪しいんですけど(笑)






こんなアリス初めて見た。






純粋にかわいい。






こんな女の子なら誰でも恋に落ちちゃうんだろうなあ。






ってアリスの顔を見ながらそう思った。









望「なあなあアリス〜！」









馬鹿でかい声でアリスを呼ぶ望。









望「駅前に新しくできた牛丼屋行こうや！」







沢「え！いく！」







望「食いぎみやなあ(笑)」






沢「や！別に、うち牛丼大好きだから！うん！」









ってめちゃめちゃテンパりながらまた顔を少し赤くするアリス。









なるほどね〜〜？









あ「アリスいってらしゃーい！」






沢「なんやねんそのキッモイ笑顔は」







あ「んー？なんもないよ〜？




楽しんできて！」









ってまたキッモイって言いながら望と教室を出ていったアリス。









あ「さて、私も帰りますか」









スクバに教科書を詰め込んで教室を出る。







いや、確実には出ようとした。









あ「…しげ先輩」







重「Aちゃん、一緒に帰らへん？」









しげ先輩が教室の前で私を待っていた。









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