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チャイムが鳴った。
授業の終わりを知らせるチャイム。
せまい資料室に響く。
私のこの胸のドキドキと、藤井先輩の胸のドキドキ、どっちが勝っているんでしょう。
流「戻ろか、」
あ「はいっ」
流「携帯貸して」
あ「え？あ、はい」
ロックを解除して藤井先輩に携帯を渡す。
流「ん。」
返された携帯の画面には、LINEの新しい友達のとこに、"流星"と書いてあった。
あ「えへへ」
流「ん？」
あ「ホーム画、ワンちゃんなんですね
かわいい」
流「恥ずかしいから見んといてや(笑)
他にいい写真なかってんもん」
って私の携帯を奪う藤井先輩。
あ「あ、ちょっ」
って奪われた携帯を取り戻そうと、私は背伸びしながら腕を伸ばす。
でも、藤井先輩の身長には叶わなくて。
藤井先輩も手を力一杯伸ばすから、私も背伸びして手を伸ばして、
必然的に顔が近くなる。
ドキッとして、目が合った瞬間、
流「流星って呼んで」
あ「…りゅ、りゅ、流星…」
流「何回言い直してん」
って柔らかい笑顔みせて、私の手に携帯が戻った。
私、男の人の柔らかく笑う顔が好きなのかも。
しげ先輩の笑顔を思い出す。
しげ先輩にいつかこの想い届くかな。
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たんりこ(プロフ) - みゆさん» ありがとうございます！続編作りましたので読んでくれたら嬉しいです♪ (2017年6月23日 8時) (
レス) id: d7c92fd692 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - すごくおもしろかったです！続編みたいです！ (2017年6月23日 7時) (レス) id: 53a16287d6 (このIDを非表示/違反報告)
たんりこ(プロフ) - みさみささん» ありがとうございます！続編作らせて頂きますね！ (2017年6月22日 17時) (レス) id: d7c92fd692 (このIDを非表示/違反報告)
みさみさ(プロフ) - 続編観たいです。 (2017年6月22日 7時) (レス) id: 87a81c8cc7 (このIDを非表示/違反報告)
たんりこ(プロフ) - 未来さん» 皆さまのおかげですありがとうございます！了解しました！他にも続編読みたいという声が多かったら続編つくりますね！ (2017年6月16日 18時) (レス) id: d7c92fd692 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たんりこ | 作成日時：2017年4月25日 19時
