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深澤「Aの家、意外と駅から遠いのな。」
A「あ、はい。家の間取りとか結構気にするタイプで、選んでたら遠くなっちゃいました。」
深澤「へぇ〜そうなんだ。でもさ、夜危ねぇじゃん。」
A「あー、でも細い道通るわけじゃないし、道も比較的明るいので…」
深澤「そーゆー問題じゃないの。どんな道であれ、女の子は犯罪とか狙われやすいんだから。帰り道の電話とか、いつでもかけといで。」
A「え、あ、はい。ありがとうございます?」
深澤「なんで疑問形なんだよ笑 」
深澤先輩の方を見ると目が合う。
深澤「もうちょっと頼ってよ、な?」
そう言うと、私の頭に深澤先輩が手を乗せた。
そのまま少しだけ屈んだ先輩が、私と目線を合わせる。
深澤「じゃあ、また明日な。」
深澤先輩は、わしゃわしゃと私の頭を撫でて、また駅の方へと歩いていった。
結局、家の下まで送ってくれた。
ずるい。
いっつもそうだ。私ばかりドキドキさせられて、深澤先輩は私のことどう思ってるんだろう。
他の女性には同じことしないでほしい。
そんな独占欲さえ芽生えてきた。
だけど、この感情を伝えてしまったら、深澤先輩はなんて言うかな。、
ちょっかい出されたら、すぐ噛み付く。
年下で子供っぽい反応ばかり。
釣り合うはずがない。
だから、このままの関係がいいのかなって思い続けてきた。
深澤先輩とはずっといい関係でいたいからって。
だけど、私はあなたの彼女になりたいです。
毎日会う度に気持ちが大きくなって、もう隠せないんです。
私はあなたのトリコになってしまいました。
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美奈(プロフ) - MMさん» ありがとうございます!更新が遅くなることもありますが、見守っていただけると幸いです(〃▽〃) (2021年4月7日 21時) (レス) id: ec11e8e530 (このIDを非表示/違反報告)
MM - このあとどうなるのか楽しみです続編楽しみにしてます。 (2021年4月7日 20時) (レス) id: f4898dbd5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美奈 | 作成日時:2021年3月28日 23時