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それから程なくして前半戦が終わった。
目黒「足大丈夫っすか？」
他の選手も深澤先輩の周りに集まってくる。
深澤「ごめんな、」
目黒「いや、気にしないでください！」
向井「ふっかさん！俺に任してください！この向井康二が、仇を取ってきますから！」
深澤「ありがとな、目黒、康二笑 頼んだぞ。」
無理を禁物ということで、深澤先輩の代わりに補欠の向井先輩が試合に入るとこになった。
そして、後半戦が始まった後も
ベンチで私と深澤先輩の2人だったけど、一言も話すことはなかった。
深澤先輩は、チームのメンバーへ必死に大きな声を出していた、
だけど、少しだけ悔しそうな顔をしていた。
結果、前半戦で得点をリードしていたものの、相手チームに逆転され負けてしまった。
目黒「悔しいっすけど、やりきりました！また機会があれば、参加してもらえると嬉しいっす！」
一人ずつら挨拶し、片付けを済ませ、バスへ乗り込んだ。
帰りも深澤先輩が私の隣に座った。
だけど、行きと違うのは会話がないこと。
A「深澤先輩、あの…
深澤「だっせ〜俺…」
え？」
チラッと私を見てすぐそらす。
違う、そんなことない、深澤先輩はめちゃくちゃかっこよかった。
それよりも、私の方が手当て全くできなくて、これじゃあマネージャー失格だ。
だから、
A「そんなことないです。先輩めちゃくちゃかっこよかったです」
これは本音。
少しでも深澤先輩に元気になってほしくて、いつもの先輩に戻って欲しくて…
どうしよう、次なんて話したら、
少し不安になっていると、深澤先輩が口を開いた。
深澤「岩本？ってやつ、Aの同級生なの？」
岩本くん？
A「はい。大学が同じで、2年生までは取る科目が同じで、それで…」
深澤「なんか…やだった。」
A「え？」
深澤「俺が知らないAのこと、あいつは知ってんだなって思って…。」
え、先輩それって…
ヤキモチ？！というものでしょうか！
深澤「あーあ、今日勝ったら、Aとデートしてもらおうと思ってたのになぁ」
…なに…それ。
A「深澤先輩、負けたら私の言うこと1つ聞いて貰えるんですよね？」
深澤「ん、あーそうだけど。え、なに…
A「私とデートしてください。」
…は？！」
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美奈(プロフ) - MMさん» ありがとうございます！更新が遅くなることもありますが、見守っていただけると幸いです(〃▽〃) (2021年4月7日 21時) (
レス) id: ec11e8e530 (このIDを非表示/違反報告)
MM - このあとどうなるのか楽しみです続編楽しみにしてます。 (2021年4月7日 20時) (レス) id: f4898dbd5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美奈 | 作成日時：2021年3月28日 23時
