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深澤「お前もっとゆっくり食えって笑」
約束通り次の日、深澤先輩がハンバーグのお店に連れてきてくれた。
A「だっておいひーんでふもん」
深澤「食いながらしゃべるな笑
あーもう、ほら。口付いてるから」
そう言って、手で私の唇を触る。
突然のことにビックリして固まる私に、
深澤「おーい、おーい、A?」
A「へ?ええ?!」
深澤「なんだよ、でかい声出して」
そう言いながらも、深澤先輩も顔が赤くなっている。
A「先輩?か、顔赤いですよ?」
ちょっとからかってみると、
深澤「ぅっせーな」
A「ほ、他の子にもこういうことするんですか?」
すると、私をチラッと見て
深澤「やんねーよ、バカ」
お互いの間が沈黙に包まれる。
先輩それって…。
期待してもいいんですか?
A「ありがとうございました!また連れて行ってください笑」
深澤「お前なぁ笑笑」
そう言って私の頭をワシャワシャする。
A「あー!ちょっと、せっかく髪の毛セットしてるのに!」
深澤「悪ぃ悪ぃ、」
と言いながら跳ねた髪の毛を戻してくれる。
深澤先輩との距離はすごく近くて、心臓の音がバレるんじゃないかって気が気でなかった。
深澤「ん、もーなおった。」
そこの角を曲がればそれぞれの部へ戻る分かれ道。少し寂しくて、俯いてると、
深澤「んーな顔してぇ、お前こそ他のやつにそんなかぁいい顔見せてんの?」
A「へっ?!み、見せてないです。」
深澤「見せんなよ。」
そう言って、営業部の扉を開いて戻って行ってしまった。
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美奈(プロフ) - MMさん» ありがとうございます!更新が遅くなることもありますが、見守っていただけると幸いです(〃▽〃) (2021年4月7日 21時) (レス) id: ec11e8e530 (このIDを非表示/違反報告)
MM - このあとどうなるのか楽しみです続編楽しみにしてます。 (2021年4月7日 20時) (レス) id: f4898dbd5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美奈 | 作成日時:2021年3月28日 23時