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そんな俺の隣に座り込んだのは、ドンヘだった。
DH「ヒョクっ…ヒョクっ…！」
ドンヘも目を真っ赤にして、嗚咽を漏らしながら大泣きしていて。
DH「信じたいよ…信じてるよっ…！
Aの事信じてるけどっ…でも、涙がとまんないよっ…！」
同じだった。
俺が信じてあげないで、どうするんだ。
Aの事、彼女の生命力を信じているのに
やっぱり心のどこかでは、死というものに対する意識があって。
信じているのに、涙がとまらない。
Aがいないなんて信じられないし
俺は彼女なしじゃ、生きていけない。
俺…１人で２人も育てられないよ。
新しい奥さんも見つけられなさそう。
Aじゃなきゃ、宝石美男の奥さんは務まらない。
…メンバーと一緒に育てる？
そんなのどんな子に育つかわからない。怖いよ。
家には１人分のベビーベットしかないね…
急いで買いに行かなきゃいけないよ、俺。
そんな独り言ばかり、心の中で唱えては、涙が流れる。
「A…。」
どれくらいたったんだろうか…
メンバーたちの、あっ、という声に顔をあげると
手術中のランプが消えて。
ちょっとしてから、先生が姿を現した。
「先生…A…。」
「…奥さんはよく頑張りました…。
麻酔が覚めたら…一緒に子供さんを、抱きしめてあげてください。」
先生の言葉にまた、
安心して一気に泣いた、情けない俺がいた。
まず抱きしめたいのは、Aだよ。
ギューって１日中、いや、それじゃ足りないくらい抱きしめて
ありがとうって、たくさん伝えたい。
愛してるよって、いつもありがとうって。
後ろでは俺たちの両親が声をあげて泣いていて
メンバーも、笑顔で喜んでいた。
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りこ(プロフ) - あーねさん コメ有難うございます！今月中に完結させたいと思ってますので！いつもありがとうございます、これからもどうぞよろしくです（＾＾） (2015年7月16日 13時) (
レス) id: 80f0c9f8dc (このIDを非表示/違反報告)
あーね - いつも楽しみにしています！たくさん更新してください！まってます！ヤキモチとか三角関係とか好きなので。。。笑楽しみにしてます！ (2015年7月11日 19時) (レス) id: 292f4be92e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りこ | 作成日時：2015年7月7日 15時
